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from: 岐阜のすーさん
2008年10月23日 05時23分33秒
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トラブルから学ぶ
子どもたちが落ち着いて生活している姿を見ているとほっとする。それは、トラブルが発生すると、事実を確認したり、言い分を聞いたり、原因を探ったり、今後の対策を考えたりと頭を働かせなければならないからだ。しかし、見方を変えると頭を働かせているのでトラブルは自分を鍛えるよい機会と言えよう。
私たちは、経験不足から不安を抱いたり、問題解決を長引かせたりすることがある。しかし、トラブルをうまく解消する力が付けば、何も慌てることもない。 気持ちを高ぶらすことなく、冷静に的確に判断できるようになれば、これはすごい力だ。
一番大事にしたいのが、トラブルに巻き込まれた自分のあり方だ。
トラブルをどのように見、どのように扱おうとしている自分なのかが一番大事だ。面倒なことに巻き込まれたと思う自分ならば、その気持ちが問題解決を長引かせてしまう。逆にこのトラブルから学ぶチャンスを作ろうとする自分ならば、挑戦する構えで問題解決にあたることができる。
<トラブル解決に向けての自分>
1 学びの機会と捉える自分の立場を明らかにする。
2 何を学ぼうとしているのか明らかにする。
3 どんな力をつけたいのか明らかにする。
4 どんな行動をとりたいか明らかにする。
5 学びが周りにどんな影響を与えるかを明らかにする。
<例 けんかをした子どもたちと関わる自分>
1 本気で仲良くなって欲しいと思っている自分だ。
2 けんかが起きることは問題ではない。けんかは相手を理解するチャンスだ。
3 相手を理解をしようとしていることに気づかせる指導力を身に付けたい。
4 相手を理解したことを伝えたい。
5 相手の立場になって考えることが増え、相手を理解しようとする子どもが増える。
このように考えると、本当は「目の前のトラブルの解決をしている自分は、周りに影響を与え、これから起こるであろうトラブルにも影響を及ぼしている自分なんだ。」ということに気づく。だから場当たり的な対応をしている自分ではいられない。本気になって些細なトラブルでも立ち向かう姿勢が自分を作る。-
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