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輝く瞳と素敵な笑顔

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  • from: 岐阜のすーさん

    2008年10月29日 06時28分37秒

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    意識の流れ

     教師が一方的に進める授業では、子どもの力を十分伸ばすことはできないから、授業は、子どもの意識の流れに沿って組み立てられなければならない。だからと言って、発表する子だけの意見で授業が流れている授業でもない。現実一斉授業では、発表していない子の方が発表した子より多くいる。しかし、発表していない子が悪いというわけではない。これは、発表していない子を授業の流れに乗せない教師側の問題だ。
     1時間中、子ども一人一人が考え続ける授業にしたいのだ。子ども一人一人の考えを子どもの意識としてとらえ、生かす授業を考えるとき、ここでは「一人一人」がポイントとなる。
     全員が同じ考えをもつことはない。それをどのように生かすかということだ。ここに丁寧さが生まれてくる。全員が同じでないと言っても課題が決まっている以上、それほど多くの考えが出てくるものでもない。似ていることや言葉足らずで不足していることなどがあり、違って見えることも多い。
     そこで、大切なのが教師の整理や確認。子どもの発言をもとに、子どもたちの考えをまとめ、「これでいいかな?」と整理し、子どもたち全員に確認をとる。この確認の取り方が授業の丁寧さになり、子ども一人一人がわかる授業につながる。そして、これが教師の教材研究の深さを問うことにもなる。
    <子どもたちの意識を確認するために>
     どの子も逃さないという強い構えをもつことが重要。
    ・必ず意思表示させる。(同意の合図→返事をする、挙手する等)
    ・確認したことを話させる。(隣の子同士確認させ、同じならばOK)
    ・記録させる。(課題を書く、わかったことをまとめる等の机間指導)
    <いつ確認するか>
     キメの細かさはこれで決まる。
    ・最低3回(課題把握、課題追求、成果の確認)は必要。
    ・一人一人の発言についての確認・・・オウム返しではない。
     (もう一度話してご覧、同じ違うの合図で、わかった?)
    ・文節毎の確認
     (ここまでを整理すると、みんなの考えはこれだけかな、他の子は)
     オウム返しは、発言した子どもを教師が認めているということを示していることや教師のわかってほしいという願いを伝えていることにはなるが、子どもの理解を助けることにはならない。わかっている子にはわかるがわからないこにはわからない。子どもが自分の力で自分の論理で話すことができて、初めて「わかった。」と言える。だから、子ども自身に問う必要がある。「あなたはそれでいいの?」「本当にわかったの?」という問い返しをしながら、子どもに迫らなければ子どもは本気で考えない。わかろうと本気で取り組ませるために確認をするのだ。どの子もその気になったときに子どもの意識の流れにそった授業が見えてくる。

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