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from: 岐阜のすーさん
2008年11月24日 06時38分23秒
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ネームプレートの使い方
どの子も活躍できる授業を作りたいという思いは、誰でももっている。その授業を目指して、黒板に子どものネームプレート(黒板掲示用)を利用することがある。一人一人を大切にしようと発言した子どもを板書と共にネームプレートを貼る。それを1時間し続けるとある程度の子どものネームプレートが貼られているが貼られていない子どももいる状態になる。
つまり、発言した子、発言していない子に分かれてくる。教師の一方的な指名で貼れば、子どもたちは、「せっかく発言したのに先生から当ててもらえなかった。」ということで、「発言したくてもできなかった。」という状況が生まれて不信感をもつ。
これは、ネームプレートを発表した子しなかった子を区別することに使ってしまったから問題が起こるのである。
「同じ考えの子はいるかな。」と発言内容と同じと考えている子どもをネームプレートを使って位置づけることでこの問題は解消できる。
つまり、授業内容と関わらせて、授業に参加している姿をネームプレートで示すことになる。授業に全員参加をしているかどうかをネームプレートを見れば分かるという状況にするために利用するという構えがネームプレートの使い方を変える。そして、それが、指導の仕方を変えることになる。
<ネームプレートが貼られていない子どもが気になり、何とか位置づけようと考える。>
ここが大事。個に合わせた指導がどうしても必要となる。(参加しない子どもが悪いという考えに立っていてはだめ。参加させるのは教師の仕事だと考えるから、指導の手だてを工夫する。)
・意図的に指名する。
・考える時間を作る。
・仲間の考えを再度整理し、理解を求める。
・選択肢を用意して選ばせる。
・別の場面を用意し、参加しやすい状況を作る。
ネームプレートがないとどの子が授業に参加したかしなかったかが分からないからどうしてもネームプレートが使いたいという思いがもてるまでには、かなりの繰り返しが必要である。
そして、使いこなすようになると、子どもたちも位置づけていないと、張り忘れを指摘したり、意見が変わったときにネームプレートの移動を要求したり、自分の位置づけを黒板で明確にしようと発言する姿も増えてくる。そして、「今日の勉強のキーになるのは誰の発言ですか?」と黒板のネームプレートを眺めながら、「○○さんのこの発言だ。」というように内容と人とを結びつけて話ができるようになる。ここまで使いこなせるようにしたい。-
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