サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: 岐阜のすーさん
2009年02月18日 06時14分41秒
icon
素直に聞く、見る
完璧な教師などいない。誰もが不完全である。そして、少しでもよりよい自分にしようと努力している。しかし、努力できることは、意識しているほんの一部のことだけだ。意識していないで無意識のうちにしていることの中に問題が潜んでいることが多い。
・どんな口癖があるのだろう。
・どんなしぐさがあるのだろう。
・どんな考え方があるのだろう。
・どんな感じ方をしているのだろう。
そして、それがどれ程影響を与えているのだろうか。1年間一緒にいると子どもが担任に似てくるというが、それを考えるととても恐いことだ。
自覚がないことほど恐いことはない。
自分の中に客観的に自分を見め、ちょっと高いところから自分を見る自分がいればよいが、なかなか自分のことは分からないことが多い。となると、自分のことをよく見て、指摘してくれる人がとても重要になる。
そんな人が傍にいるうちは、自分を伸ばすことができる。独りよがりになってしまうと伸びなくなる。
大人は言葉を選んだり、衣を着せて話したりするため、本意が伝わりにくいことがある。しかし、子どもはストレートに話してくれることがある。子どもの一言の中には本質をついていることも多い。
子どもの何気ない言葉に敏感に反応し、自分の問題点を見つけることができれば、かなり自分を伸ばすことができる。
だから、1年間一緒に過ごした子どもの言葉や行動に素直に耳を傾けたり、見つめたりすることは、とても重要なことになる。力が付いていないからだと腹を立てることでもない。
・子どもの行動が揃わなかったのは、私の言動に何か問題はないのだろうか。
・あんな反応が返ってくるのは、きっと私の言い方に何か問題があるはずだ。
・いつもこんな状態になるのは、きっと何か私に癖があるのではないか。
・聞き返されたり、質問が来たりするのは、私の話し方に問題があるはずだ。
・いつも「何をするの?」と指示を求めてくるのは、私の考え方に何か問題があるのかもしれない。
・困ったときに立ち止まってしまう子どもが多いのは、私の手だてが不足しているのではないだろうか。
・活動の後の机や靴の乱れが多いのは、指導に中途半端さがあるのかもしれない。
・机の上にいつもものが乗っている子どもが多いのは、何か足りないことがあるかもしれない。
探せばいろいろと見えてくる。1年間も一緒に過ごしてきたこの時期だからこそ、無意識にしている自分の癖を子どもから見つけることができる。これを見つけることは、必ず次年度に生きて働く。まずは、子どもの力不足として見るのではなく、自分自身が気づかずに指導してきた癖によるものかもしれないと疑ってみるところから初めてみたい。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
コメント: 全0件