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輝く瞳と素敵な笑顔

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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年04月12日 06時35分50秒

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    よさを見る癖

     子どもを目の前にしたとき、子どもを見る視点に癖があるようだ。子どもの欠点がよく見えてくる教師もいれば、子どものよさがよく見える教師もいる。これは、教師ばかりではない。子どもでも大人でも同じだ。相手の欠点がよく見える人と相手のよさがよく見える人がいる。これは、そうしようとしているわけではなく、癖となっているため、自動的にそのようになってしまう。経験の多い大人の方が繰り返しの回数も多いので、この癖を変えるのは難しい。そのため、よほど、強い意志や強烈な刺激がなければ、なかなか見方を変えることは難しい。
     子どもたちに「友だちのよさを見つけましょう。」と言いながら、教師が欠点がよく見えるようならば、その指導の下で育つ子どもによさみつけをさせることは難しい。まずは、教師自身の見方の癖を変えるところから始めなければならない。
     これには、繰り返しの努力が必要となる。毎日、時間や場を決めて、必ずよさを見る体験を増やしていくことだ。帰りの会に「よさ見つけ」の場を設定している学級をよく見かけるが、この場はよさを見つける癖をつけるよい機会だと思う。実際にその活動の中で仲間のよさを紹介する子どもは何人いるだろう?数名の子どもで満足するのか、それとも全員ができるようにしないと納得しないかによって、全く子どもの育ちは違ってくる。これは、よさみつけることにこだわりのある教師ならば、数名の子どもでは、納得できないから、子どもたちに刺激をする。そして、「もっと見つけられるはずだ。」と話し、「実際に、こんなことがあるよ。」とよさを紹介する。そこまでしないと子どもたちにはよさを見る視点がわからない。まずは、教師が見本を示すことだ。よさを見つける癖を身に付けている教師ならば、それができる。また、日頃から仲間のよさを紹介していれば、子どもはそのよさを帰りの会に紹介することができる。つまり、よさ見つけの種まきをしているから子どもも真似できるのだ。まずは、人を見る時の見る視点の癖を知ることから始まる。

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