状況が変わっても、やり続けたいことがある。しかし、状況が変わったからできないと諦めてしまうことはないだろうか。ひょっとするとこの諦めてしまうことの方が多いかもしれない。
　状況が変わっても、やり続けるためには、同じようにはできないから、形を変えてすることになる。そのためには、それなりの知恵を使わなければならない。
＜実態が違うから無理だ考えないで＞
・考え方に幅を持たせてみる。
　思ったよりも質にばらつきがある。
　時間をかければできるようになる。
　きめ細かくすればできるようになる。
　もっと繰り返しを徹底すればできるようになる。
・ちょっと視点を変えてみる。
　個々の能力の問題と言うよりも仲間意識に問題がある。
・より深く考えてみる。
　仲間関係を育てるときっとできるようになる。
　手だてをより丁寧に打てばできるようになる。
　意識をもたせればできるようになる。
　できるまでの道筋を明らかにすればできるようになる。
始まったばかりの学級に夢と希望をもつことで、やる気を高めることができる。教師の構えが変われば、子どもの意識も変わってくる。そんな声かけをしてみたい。
　「あなたたちは、素敵な６年生だ。でも、まだまだ、十分な力を出していないと思う。助け合って、今より仲良くなれば必ず力が出せるはずだ。一年間、これからみんなと一緒に頑張ろうよ。」