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from: 岐阜のすーさん
2009年05月11日 11時02分30秒
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言葉を選ぶ
日頃何気なく使っている言葉は、特別に意識して使っている訳ではなく、無意識のうちに出てくる。繰り返し使っているので、使い慣れている。何の違和感もなく使っている。
いつも粗暴な言葉を使っていると、それが当たり前のように口から出てくる。本人にしてみれば、あまり気づかないでいるが、粗暴な言葉に慣れていない人がその言葉を聞くと不快な思いになったり、強い言葉となり、攻められている気分になったりする。丁寧な言葉遣いも同様だ。日頃から使い慣れていないと違和感をもち、何となく使うことが恥ずかしくなることがある。丁寧な言葉を聞くと、大事にされている気持ちになったり、話し手がちょっと素敵な人に見えたりする。
これは、言葉遣いであって、その人自身ではない。ただ、使い慣れていないだけだ。しかし、その言葉を使うことでその人物のイメージを作りあげてしまう。誤った判断をしてしまうことにもなる。例えば、相手を大切にしようと思っている人であっても、言葉の使い方を誤ったり、言葉が足りなかったり、別の言葉を使ったりすることで、その思いが伝わらないことがある。日本人は表現力が弱いと言われるのも何となくわかる。ただ、長く付き合うことで、次第に人なりが分かっていくものだ。かめばかむほど味が出る。時間をかけて関わりを作ることで分かってもらってもらうことはできる。誤解から始まって相手を理解するよりも、わかりやすく相手に自分をうまく表現できたらそれほどよいことはない。
子どもは、特に生活範囲が狭いため、狭い生活場面で使い慣れた言葉をいろいろな場面で使おうとする。これが誤解を生む原因となる。本当の自分を素直に表現できるだけの言葉を身につけていることが重要になる。これは、知っている者が教えることから始まる。
日頃使い慣れていない言葉は、意識的に使わないと使えるようにはならない。これは、意識しないとなかなか変えることができない。
授業中と授業外の言葉遣い一つでもそうだ。相手を敬い、互いに認め合って使う言葉を選んで話ができるように教師自身が言葉に気をつけているかどうかで、言葉遣いが全く違ってくる。授業は、教師との人間関係を築く場ではない。子どもを育てる場として、言葉遣いにも十分配慮したい。-
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