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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年05月13日 04時26分57秒

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    週予定

     来週一週間分の時間割(週予定)を載せた通信を低学年で見かけることは多い。他学年では少ない。きっと、低学年の子どもならば、保護者の手助けが必要だと考えての配慮だと思う。しかし、これは、低学年だけでなく、どの学年でも必要ではないだろうか。
     私たちが目指すっところは、学習の自立だ。だとすると、見通しをもって学習を進めるためにどうしても必要となるのが学習予定。これがはっきりと示されていなければ、目の前しか見ることができない。
    例えば、学習予定があれば、「来週のテスト勉強を今から準備しよう。」だとか、「〜をいつまでにできるようにしよう。」「土日を使って、来週の資料集めをしたり、学習道具の準備をしておこう。」などと自分に合った計画を立てることができる。毎日、明日の予定を記録しているうちは、そういう見通しをもった生活をすることはできない。
     高学年になれば、最低1〜2週間先は見通せる子どもにしたい。この見通しをもつ生活も段階的に指導していくことで身に付くものだ。いきなり一週間先を見通して生活しなさいと言ってできるものではない。徐々に時間を長くしていくことで1〜2週間先を見通して生活ができるようになっていく。
     低学年では、まず、今日、明日の生活を見通して生活できることから始める。つまり、忘れ物ゼロの生活がまず大事になり、前日に時間割を合わせて、翌日の準備をするところから始まる。
     中学年では、2〜3日先を見通して生活できることから始める。「今週中に〜ができるようにしよう。」とめあてを立てて生活することができれば、次は土日を挟んで見通しをもたせることもできるようになっていく。これを徐々に長くしていく。
     高学年になれば、立てるめあても徐々に高まり、能力だけでなく、性格や習慣にもめあてを立てることができるようになっていく。これだとかなりの時間が必要となり、長期の見通しをもって生活をすることになる。
     来週の予定を元に子どもたちは、計画を立てるために、子どもたちは週の予定が変更されると困る事態になる。予定通りに進まないからだ。中には、「その授業のめあてをもうきめてあるから時間割を変えないで」などと不満を訴える子どもも出てくる。そこで、できるだけ、時間割を変えないような取り組みが必要となる。これは教師にとって足かせとなるが、これが1時間の授業の充実につながり、安易な時間割変更をしない、授業に厳しい姿勢を生み出すことになる。
     場当たり的ではなく、計画的に学習を進めて、次週の計画を立てて取り組んでいるはずなので、これを子どもたちにも示すだけのことだと考えれば、それほどの負担感はない。習慣化すれば、子どもたちと見通しをもった話し合いもできるようになる。そしてまた、委員会活動などの取り組みを時間割の中に入れ込めば、見通しを持った活動を支援することもできる。そのため、週予定は、「時間」という側面から学習や生活の自立を促す大事な手段だと言える。

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