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from: 岐阜のすーさん
2009年05月14日 04時02分25秒
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環境を整える
職員玄関は、来校者の出入り口になっている。その玄関には、いつも花が飾られている。花係がいる訳ではない。印刷室が余り紙で一杯になり汚れていいはずだが、綺麗に片づいている。昨年度よりも美しく整えられている場所が増えている。とてもありがたいことだ。
互いに助け合い自分にできることをし、ちょっと今よりいい環境を創り出そうとする営みが職場の雰囲気を変えていく。気づかないうちに少しずつ変化していく。肩の力を入れなくてもいい。足りないことを補い合うというのは、このことなのだろう。嫌みがない。「大丈夫?」と相手を気遣って声をかける。そんな姿が日常的に見られる。
環境がよくなると人の動きや考えもよくなる。居心地のよさが、いろいろな活動にプラスになって働いている。トラブルも少ない。
これは、子どもの世界でも同様だ。居心地のよい場を提供することで、子どもたちは生き生きと自分を発揮できる。子ども同士で環境を創り出すというよりも活躍できる環境作りが大事だ。提供する側が、「どの子も活躍できますように。」「互いに信じ合えますように。」・・・そんな願いで環境を整える。ただ、整っているのではない。その環境で活躍する子どもたちをイメージしながら整えるのだ。
願いをもって環境を整えるとその願いが子どもたちに伝わるのだ。これは、信じるしかない。子どもたちがこんな活動ができたのは、きっとこんな環境を創り出したからだろうと。
私たちの願いは、子どもの健全な成長だ。環境は一つの条件でしかないが、環境に願いを込めることで子どもとつながっていく。
例えば、椅子が乱れていたら、「この椅子がここにあると仲良く関われるだろう。」と考えて椅子の乱れを整える。机が汚れていたら、「この机を使う子どもが気持ちよく使えないだろうな。気分よく学習に取り組めないだろうな。」と考えて机を拭く。また、机が隣の机とくっついていなければ、「気持ちも離れてしまわないか心配だ。」と考えて、机を揃える。また、「どの子も発言したら自分の考えに自信をもってもらいたい。」と願い、氏名カードを準備する。願った数だけ環境が整う。丁寧に一つ一つ整える。願いを込めてしたことが多ければ多いほど、子どもに願いが伝わりやすくなる。それは、「こうしたのは、みんながこんな姿になってほしいからだよ。」とサインを送り続けていることになるからだ。していることを子どもたちが知ることで子どもたちの動きも変わってくる。慌てず、動じず、時間をかけてじっくりと取り組みたい。まさに熟成だ。-
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