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from: 岐阜のすーさん
2009年07月07日 05時59分46秒
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何をすべきか
一つの事が済むとすぐに子どもが、近くの友達と話をし始める。そして、先生が、「はい、静かにして。」と指示をして次にする事の話を始める。・・・・こんな光景をよく見かけるが、それを見ると、自分の力を伸ばす大事な時間を無駄に使っていると思う。それは、この光景には、いろいろな問題が隠れていると考えているからだ。
・事が済んだと思っているけれど、実はもっと考えなければならないことがあることに気づいていない。
・事の終わりを自分の思いこみで判断し、しなければならないことをやり残していることに気づいていない。
・自分さえできればよいと考えていて、仲間へ配慮ができない自分に気づいていない。
・自分のしたことに自信がもてず、すぐに相談したくなる自分に気づいていない。
・次の事の始まりを意識していないで、話に夢中になっている自分に気づいていない。
これらの問題は、教師の日頃の指導の積み上げによるところが大きい。この問題を出さないために次の事が必要となる。
○終わりの状態を明確に事前に伝えておく。(何をどこまで、どのような状態に、どうなったら終わりか)
・何のための活動なのかを事前に伝えておく。
・そのためにどんな活動をするのかを明らかにしておく。
・終わりのイメージを具体的にしておく。
○終わったと思ったら何をすべきかを明らかにしておく。
・できばえが、目的にあっているかを確かめる。
・できばえが自慢できるものになっているか見つめ直す。
・仲間のできばえと比べて至らない所はないか探す。
・仲間にできばえについての評価をもらう。
※この場合の仲間はペア(隣の子)がよい。
○何もすることがないと思ったときにすべきことを明らかにする。
・事が終わったことを告げるサインを出す。
・仲間のできばえに気を配る。
・事や周りに配慮しながら、挑戦できることはないか考える。
・周りの人に配慮した行動をする。(助ける、支える)
・次の指示を静かに待つ。
○次の事の始まりを明らかにする。
・始まりの時刻を事前に告げる。
・始まりの合図を明らかにする。(前に立つ、指示をする。)
「静かにしなさい。」を言っていると次の事を始めるために全員が聞く姿になるまでに時間がかかる。これは無駄な時間だ。次の始まりがどの子にも明確になっていないとなかなか揃わない。
私が次の始まりを明らかにするために子どもに話したことは、「事の途中でも、先生がここに立ったら、すぐに先生を見てください。ここに立ったときは、大事な話をしますから、すぐに静かにしてこちらを見てください。」ということだ。そして、決めた場所に立った時、静かにこちらを見たかの点検をを繰り返しすることでことの始まりを作った。
すべきことができない裏には、指導しきれていないことがまだまだたくさんあることに気づくべきだ。-
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