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from: 岐阜のすーさん
2009年07月19日 07時08分52秒
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もう少しで
もう少しで願いが達成するのに、そのもう少しの力が出せない。ここにもったいなさを感じる。しかし、それが精一杯の自分があれば、それを受け入れるしかない。「あそこでこんなことができれば、こんな結果になることはなかった。」と後悔しても願いが達成されなかった事実は消えることはない。まさに「後悔、先に立たず。」だ。ただし、この後悔を次に生かすことはできる。この時の反省の仕方が人によって異なってくる。行動を問題にすることで問題解決を図ろうとする考えもあるが、それとは違って、行動の原因となる自分の能力の問題とすることもできれば、それを支える自分の考え方や自分自身の生き方にまで広げることもできる。ここにその後の姿勢に違いが生まれてくる。後悔した衝撃の強さが重要になる。本当に残念だったという強い衝撃であれば、自分の生き方まで広げても新しい自分を作り出そうというエネルギーを作り出すことができる。そうでなければ、小手先の行動を変えることだけで済ますこともできる。心を痛める程の強い衝撃ならば、ここは自分自身の問題としてとらえ直す必要がある。
1学期の子どもたちの様子から、自分にとって満足のできる姿まで高めることはできたのだろうか。その姿が明日につながるための姿になっているだろうか。後悔する自分はあるのだろうか。そして、その原因を子どもの問題とせず、自らの姿に問題があると考える自分にしているだろうか。いろいろ見つめることができる。教師である以上、子どもを育てなければ教師ではない。育てられない自分を見ていく上で一番欠けるのが、子どもをよく見ていないこと。もちろん目で見ることも大事だが、それよりも目には見えない子どもの思いや考え、性質などをも見ていくことの方が大事になる。特に、子どもの性質を十分つかんでいないために力を伸ばせなかった自分に気づくことはとても重要だ。
言葉で十分伝わる子どもたちだろうか。それとも、様子を見ることで伝わる子どもたちだろうか。それとも、体験を通して伝わる子どもたちだろうか。子どもたちに伝わりやすい伝え方をしている自分だろうか。
伝わり易さを知っているだけでも子どもとの関係作りが変わってくる。
<言葉で伝わる子どもたち>
・わかりやすく丁寧な話をするように心がける。
・だらだらと長くならないように端的に話す。
・わからないことはないかを問う。
・伝わりにくさは、言葉足らずだと考える。
<見る事で伝わる子どもたち>
・板書を丁寧に書く。
・絵や図を使って説明をする。
・伝わりにくさは、見えない形にしているからだと考える。
<することで伝わる子どもたち>
・活動を多く取り入れる。
・一つ一つの活動ができたら子どもから合図をもらう。
・うまくいったときに握手をしたり、頭をなでたりして賞賛する。
・失敗した時に肩を抱き、残念さを伝える。
・伝わりにくさは、感じることにまでしてしていないからだと考える。
子どもへの伝わりにくさを考えていなかった自分に気づいているだろうか。そして、どの子にもわかるように伝えられる自分だっただろうか。もう少しでできる自分を見つめていくと2学期からの取り組みにも意欲が増してくる。夏休みに入った今、自分を見つめるよい機会だ。-
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