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from: 岐阜のすーさん
2009年07月23日 04時04分37秒
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会話を楽しむ
夏休みが始まった。日課のようにラジオ体操に出かける。地域の子どもたちと久しぶりの対面。近年毎年、地域のラジオ体操に出かけるので、顔見知りの子どもたちも多い。小学校1年生らしい子どもが話しかけてくる。「僕、ラジオ体操すき。毎日出るよ。1学期一度も学校休まなかったよ。」と話にくる。
1学期一度も休まなかったことがきっと言いたかったのだろう。そして、そのことが、自信となって、ラジオ体操も続けられると考えているように思えた。
1つの自信が次につながる。つなぎ方は、似た体験と重ねることができるということだ。この場合、続けることに自信をもったから、別の続けることに挑戦しようとしている。このような思考の流れはどの子ももっている。子どもの思考に無理がないように論理を進めていくためには、このように会話の中にある「同じ事」とつなぐことだ。子どもが使った「毎日」という言葉を使って、会話を進めることは子どもにとって無理のないことになる。一方的にこちらの考えを話しても通じることが少ないと考えたり、子どもに大きな負担をかけることになると考えたりする。すると子どもの顔色を伺いながら、通じているかどうか気にしながら会話をすることができる。会話の中の言葉が、子どもが日常的に使っている言葉であれば、使い慣れているので自然と子どもとの会話が弾む。「すごいね。毎日、学校に行けたんだね。これからが楽しみだね。」と言葉を返す。にっこりして「うん。」と言って返事が返ってくる。「ところで、おじいさんは?」と話題を変えても、話題についてくる。身近な所に焦点を当てながら会話をすると、どんどん話が広がっていく。しゃべり始めた幼児のように笑顔で子どもが話した言葉を使って返答する。すると、安心して言いたいことをまた話してくれる。そんな安心できる関係ができあがるとまた、次の会話が生まれる。こちらに話のネタがなくても、十分に会話を楽しむことができる。聞き役になることが大事なのだろう。-
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