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from: 岐阜のすーさん
2009年08月02日 04時04分12秒
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活動をつなぐ
1つの活動が終わると、反省をする。その反省は、「今年の反省を生かして、次年度に生きるように」などとその活動が次に生かせるように精一杯反省をする。しかし、もう少し深く活動を考えてみると、この活動は、学校の教育目標の具現のための活動であるから、今年度の活動に生きる反省がなされないと意味がない。つまり、1つの活動の次に行われる活動に生きる反省が必要となる。「それでは、別々の内容をもつ活動をどのようにつなぐのか。」と疑問を感じる人もいる。
この時に学校の教育目標が重要になる。目標の中に見える子どもの姿をイメージし、1つの活動の中にそのイメージした姿が見られるのかどうかを問うのである。そして、それが見つかったとすれば、次の活動ではそれが、どんな姿として現れるのか。もし、その姿が見つからなかったとしたら、どこに原因があるのか、そして、次の活動では何に焦点を当て、気をつけていけばよいのかを考える。それが反省となる。この場合の反省は、目標に近くなる分、抽象的になってしまうことがある。
例えば、活動の中に学校の教育目標の中にある「粘り強さ」を見つけようとすると、どこにそれが見えたのかを出し合う。そして、それが次の活動のどこにあらわれそうなのかを考える。逆に粘り強さが見つからなかった場合は、どこに原因があったのか。また、どんな支援が必要だったのかを振り返る。こうした反省を繰り返すことで、「粘り強さ」を育てるためには、どこでどんな支援をすればよいのかが見えてくる。このように常に学校の教育目標を常に意識し、自分の支援の仕方を考えると目標に合わせた支援の仕方が身に付いてくる。
学校の教育目標が絵にかいた餅にならないためにも、反省を大切に扱いたい。活動が終わると、ほっとして次の活動に向かうことがある。これでは、活動をこなすだけになってしまう。その時々に必要な支援が何かを意識して活動をするだけでもかなり違ってくる。活動が常に学校の教育目標の具現のための一活動だと強く意識したい。そして、その活動をつなぐことで、より早く学校の教育目標の具現につなげることができる。活動は意識は意識の繰り返しだ。学校の教育目標をどれだけ意識しながら、日々の活動をしているかが教師の力量にもつながってくる。活動と活動をつなぐ反省を大切にしたい。-
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