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from: 岐阜のすーさん
2009年08月15日 05時30分50秒
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挑戦に失敗はつきもの
新しいことに挑戦する時には、不安は付きものだ。経験がないことが一番の原因である。しかし、よく考えてみると不安があるから、その不安を取り除くためにいろいろな努力をする。不安を解消するためにどれだけきめ細かく準備をするかが、失敗と成功の分かれ道となる。準備不足が失敗につながることは間違いない。大人である我々は、経験が豊富であるため、ある程度予測ができる。しかし、子どもは、未経験が多く。我々以上に新しいことに挑戦することには、不安を感じる。
挑戦しようと決めた時に、十分な支えをすることが子どもの取り組みの後の自信につながる。「失敗も経験のうちだ。だから、子どもに任せることも必要だ。」と言って任せてしまうのは、賭けである。教育者である以上は、これは避けたい。子どもの失敗にも責任を取るだけの構えをもちたい。自分事としたとき、これ以上の失敗はさせられないという判断をもっていることが大切だ。失敗が次の成功につながるための失敗となり、立ち上がることのできる失敗にするか、立ち上がることができない程、挫折させてしまうかは、この失敗に関わる見通しをどれだけ持ち合わせているかになる。失敗させないで、すべてフォローすること以上に難しい。子どもの心の問題をもしっかりとつかんでいなければ、取り返しのつかない失敗につながることも予想される。
ここには、深い愛情が必要となる。それが、失敗した後のフォローに生きてくる。フォローがあれば、「だって先生が言ったから。」などという言葉は返ってこない。自分の何が失敗につながったのかを見つさせることができる。「どのように考えればよかったのだろう。」「どんな自分だったらよかったのだろう。」などと一緒になって考えられるように導く。失敗をしたときの子どもの中に次の成功につながる生き方や考え方を見つけ出そうとするから、子どもは逃げない。自分にもう少し、こんな力があったらよかったと言えるのは、可能性を見つけ出したからだ。子ども自身が可能性を見つけ出せるまで子どもの側にいて付き合うことで子どもも安心できる。考えが及ばないときには、的確な指摘ができる。まさに愛情がなせる技だ。子どもを信じて最後まで見捨てないで付き合う姿勢が子ども自身に自信と誇りをもたせることになる。
失敗したときに「だから言ったでしょ。」「先生の言う通りにしないからいけないのよ。」などと突き放していては、子どもは見捨てられた思いしかもてない。自分の中には成功する芽がないとしか考えられなくなってしまう。これは教育ではない。
子どもが失敗したときこそ、力になれる教師が子どもから信頼される教師だ。辛さをわかる教師だからこそ側にいたくなる。そんな心ある教師でいたい。-
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