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from: 岐阜のすーさん
2009/09/13 08:04:14
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見方を育てる
一緒に生活をしていると、少しずつ相手の事が分かってくる。すると、一緒にいたいと思う人や一緒にいたくないと思う人が出てくる。
相手との関わりを通して、自分に合っていると感じるか、自分に近いと感じる相手に対して好感がもて一緒にいたいと思う。逆になれば、一緒にいたくないと思う。
しかし、考えてみれば誰一人として同じ人間はいない。違いがあるのは当然だ。同じと思っていてもどこか違うはずだ。それでも、いつの間にか、自分と合うとか合わないとかと決めてしまっている。いったん決めるとその思いから相手と関わるようになる。これが、思いこみの始まりだ。初めから違っていると思えば、こんなことにはならない。
自分に合っていると思う人は、できるだけ近くに置いておきたいと思うし、逆に合っていないと思う人は、できるだけ遠くに置いておきたいと思う。そして、そのような行動を取る。この行動のため益々相手との距離を変えていくことになる。
人間関係を築こうとすれば、この合う、合わないに焦点を当てなければ、改善されることはない。
「本当に合わない人なの?」「他の面はないの?」「いつもその姿なの?」「本当にそういう人なの?」と自分の思いこみを疑ってみる。見ている所がいつも同じかもしれない。別の視点から相手を見てみることをしていないかもしれない。そんな思いをもちながら、関わりを見つめ直してみる。
見方を広げることで違った側面が見えてくると相手に対する思いこみも違ってくる。
特に、子ども同士の関係を作り上げるときには、この見方を広げることが大切だ。固定的に見ないで、様々な側面を見つけて紹介する。これが、子どもの見方になっていく。よさ見つけをよく学級ですることがある。子どもに任せていてはなかなか見る視点が広がらない。教師が率先してよさを紹介することで、子ども自身の見方を広げることにつながる。そして、頑張ろうとする子どもはそのよさを真似する。繰り返し行うことで、その目も広がっていく。
帰りの会などで、友達の頑張りやよさ見つけをする学級があるが、一部の子どもの発言に偏っているとすれば、教師が視点を広げる努力をしていないからだ。そして、また、よさを本気でよさとして教師が認めていないからだ。子どもが見方を広げて豊かに生活していくためにも教師がもっと全面に出て、視点を広げる努力をする必要がある。これは、人を見る時の大事な視点であり、一生使えるものだ。本気になるだけの価値がある。-
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