サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: 岐阜のすーさん
2009年10月18日 04時57分57秒
icon
よさ見つけ
帰りの会などに「輝き見つけ」「今日の宝物」「よさ見つけ」等と仲間のよさを見つけて紹介する場を設けることがある。毎日続けているとマンネリ化し、発言する子が固定されたり、話す内容が限定されたりしてしまうことはないだろうか。
これには、いろいろな原因が考えられる。
・よさ見つけをする理由が十分理解されていない。
・よさの視点がわからない。
・よさ見つけを他人事にしている。
・仲間関係が十分育っていない。
・よさを見つける意欲がない。
よさ見つけをどれほど価値ある事ととらえているかによって指導が違ってくる。
<よさ見つけのねうち>
・自分の居場所を学級の中で作ることになる。
仲間から認められることは学級の一員としての存在感を示すことになる。
・気づいていない仲間の一面を見ることになる。
どの子もいろいろな面をもっているが、関わりがある子ばかりではない。「そんな面があるのか。」と気づくことになる。
・仲間関係を密にする。
紹介した仲間に対して好感をもつため、人間関係がよくなる。
・人を見る視点を豊かにする。
よさをよさとして気づいていない自分が見える。「それもよさなのか。」と発見がある。
・生活を豊かにする。
よさは、学校生活のあらゆる場面で見つけることができる。その場面に互いを認め合える機会があるため、その場面が豊かになる。
まだまだ、よさ見つけのよさはあるだろう。よさ見つけが価値あるものだと教師が自覚し、子どもにも意識させたいという強い願いがあれば、「どの子もよさ見つけができる子にしたい。」という強い願いをもつことになる。そして、これが学級を作る上でとても重要な取り組みであることに気づくはずだ。
<どの子もよさ見つけができるために>
・よさを教師が紹介する。
生活の様々な場面で、教師がとらえるよさを子どもの姿で示す。そして、「よさ見つけ」につながることを子どもに話す。
・全員が参加できるようにする。
全員が挙手する、全員が書くなど学級全員が参加しないと許さない姿勢を示す。
・全員で承認する。
紹介された時に全員で拍手し、認め合う。
・紹介した子のよさを教師が認める。
「よくこんなことを見つけられる。」「よく仲間を見ている。」などと見つけられることの素晴らしさを紹介し、見つける自信をもたせる。
・掲示に役立てる。
よさ見つけの足跡を掲示として残し、いつでも振り返られるようにする。
・よさ見つけができる自分か、そうでない自分かをはっきりさせる。
よさ見つけができない自分では、だめだと自覚できるようにできる子との違いを明確に示す。(視野の狭さ、自己中心性、生活上の問題の有無、参加意欲、生活の豊かさ等)
誰もが認められたいと思っている。褒められれば笑顔が増える。明るくなる。学級の核ともなる活動にできる。教師のよさ見つけにかかっている。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
コメント: 全0件