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輝く瞳と素敵な笑顔

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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年11月06日 05時32分25秒

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    実践を振り返る

     子どもに力をつけたいと思いながら毎日を過ごさない教師はいない。誰もが力をつけたいと精一杯自分ができる努力をしている。しかし、この努力が力をつけるための努力になっているかどうかはわからない。本に書いてあるからその通りやってみてもうまくいくとは限らない。人から聞いた話をその通りやってみてもうまくいくとは限らない。全てが試行錯誤となる。
     「これをした。」で終わるのではなく、「これをしたら、子どもがこうなった。」と子どもの変化を見ることで努力の成果を見ることができる。そして、その変化の程度を見てみる。
     この変化が多くの子どもに見られたから成果が上がったと見るとこれも危険。これが持続しているかを見ないと成果とは言えない。一時的に変わることは誰にでもある。すぐにもとに戻ってしまえば、成果にはならない。つまり、継続されなければ力になったとは言えないのだ。教師のいる前だけ変化したのか、それとも誰と関わっても変化したのかは、大きな違いだ。だから、目の前の子どもの変化だけで喜ぶことはできない。本当に変わったのかを疑い続ける。「いつでも?」「誰もが?」と問い続ける。そのためには、いろいろな所から情報を集める必要がある。
     ただ、仮に条件付きで変化があるのならば、これも成果と考えたい。完璧な手だてなどあるはずがない。だから、条件付きでも変化させられるものがあれば、これも指導の武器になる。
     今までの経験から考えると指導の方向は次のように考えることができる。
    ・簡単な事から複雑な事へ
     一度にたくさんの指導をしても効果はあがらない。
    ・具体的な事から抽象的な事へ
     理屈よりも具体で示した方が理解されやすい。
    ・個から全体へ
     できる子を一人ずつ増やしていく。「一度にみんなができる。」は思い込み。
    ・特殊から一般へ
     できたのはこの子だから。誰もができる指導でないかもしれないと疑うこと。
    という流れがありそうだ。
    そして、
    ・「行動」と「考え」を一体化して指導に当たることを大切にしたい。
     「何のためにするのか」、「何故するのか」の問いに答えられてする子にしたい。
     教師の指導の意図がわかってする子は、自分で動き出す。ここが子どもの素晴らしさだ。そして、それを発見した時、なんと子どもは素敵なんだろうと感動する。
     教師から離れて、子どもが自立した姿を目にしたときの喜びは格別だ。

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