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from: 岐阜のすーさん
2009年11月10日 05時39分43秒
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時間の使い方
子どもたちと過ごす時間は、限られている。もっと時間があれば、もっといい指導ができるなんて思うこともきっとあるだろう。決められた時間の中でいかに伝えたいことを伝えられるかは、教師の力量につながることは言うまでもない。
多くの場合、教師が時間の使い方の主導権を握っている。子どもたちは、教師の願いや指示に合わせて動いている。しかし、その時間は、子どもたちにとっても大事な時間であることは間違いない。教師に使われる時間か、それとも子ども自身が自分で使える時間なのか。それが問題だ。
子どもが主体になるということは、時間についても自分で使える時間にすることだ。
例えば、「先生、〜してもいいですか?」と許可をとるということは、子どもの時間ではなく、子ども自身が教師の時間にしている現われだ。「先生、〜をします。」となると自分の時間にしていることになる。子どもが責任をとることになる。
子どもたちに学習の仕方が身につけば、教師の指示がなくても動くようになる。この時、「先生がこうしなさい。」と言ったからそうするのではなく、「こうすると、〜だから。」と自分なりの考えをもって動くとしたら、これは主体的に動いていることになる。
子どもたちに、価値ある行動を求めていくことが子どもの行動を変えることにつながる。「なぜ、そうするの?」「それをするとどんないいことがあるの?」「そんなあなたになりたいの?」「それをすると周りにどんな影響があるの?」などと問い続け、子どもの判断を評価する。自信を持てば、子どもは自らの判断を優先するようになる。
「それは、許可をもらわなくていもいいんだよ。自分の判断で決めていいことだよ。」という過程を経て、自分でできることが増えていく。ここがポイントとなる。全くの自由にするわけではないし、放任にするわけでもない。必ず枠があり、その枠の中での自由な行いである。だから、子どもとの絆はいつも保たれていなければならない。信頼関係の上に成り立っていることを忘れてはならない。
だから、「先生は、あなたを信じているからね。」と任せることになる。「自分勝手にすればいい。」ではない。
子どもと一緒に歩きながら、ここは任せられそうだなという状況になっているかどうかを見届ける。一緒に歩いているからわかることだ。判断が間違っていれば、一緒に歩いているから「ごめんね。まだ、ちょっと無理だったね。」とすぐにとめることができる。まるで、よちよち歩きをしている子どもの傍にいて、いつでも手を差し伸べられるようにしている母親のようだ。子どもの成長に一喜一憂する。子どもの自立を願っている私たちだ。子どもの手に委ねる時間は一日のうちどれ程あるだろう。-
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