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輝く瞳と素敵な笑顔

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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年11月28日 06時13分23秒

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    役割分担はエゴを生む

     誰かのために何かをしようと思ったことはあるだろうか。自分のために時間を使い、お金を使い、人を使うことと比べると人のためにこれらを使うことは少ないのが私たちかもしれない。人のためこれらを使うことを躊躇する時は、必ず自分が顔を出す。そのときに見えるのが損得というエゴ。誰もがもっている感覚だ。しかし、これが、徳となると違ってくる。損をしたと思ってもそれが、徳になることはいくらでもある。人のためにしたことが自分のためになることはいくらでもあるのだ。
     教師という職業は、子どものために何ができるかという問いかけを自分にしている仕事だ。
     無駄を省いて効果的に仕事を進めたい、もっと自分の時間を作りたいなどと思う時、自分の時間と子どもの時間を分けて考えている自分がいることに気づく。
     しかし、そうではない。自分のためにしていることが実は子どものためになっていることや逆に子どもにしていることが自分のためになることがある。これは、コインの裏表に似ている。
     分けて考えていると綱引きが始まる。できれば、自分の時間をたくさん作りたいと思えば、子どものための時間を少なくしようとする。こうなると、子どものための時間は、自分の時間を奪うものになっていく。
    ここには、愛はない。エゴだけが残る。そうではない。
     自分の時間を過ごしているときに、ちらりと「これは、学校で使えそうだ。」「○○さんならきっと喜ぶだろうな。」などと学校の事や子どもの顔が浮かぶことがあるとすれば、これはまさに裏表だ。リフレッシュして、また頑張ろうという気持ちになるとすれば、これも裏表だ。豊かな自分になれば、それを子どもたちに還元できると考えれば、これも裏表だ。
     綱引きをしていれば、申し訳なさや後悔などが生まれる。これでは、自分の時間を十分に楽しむことはできない。自分のためにも子どもたちのためにもなると考えれば、申し訳なさも後悔も生まれない。
     人のための仕事は、自分のためにもなると考えれば人のために全力を尽くすことができる。自分の時間を奪われたと思えば、全力を尽くすことはできない。役割を分担することは仕事を単純にしてこなすことにはなるが、自分と他人を分けることになり、裏表にすることはできない。複雑になった世の中だからこそ知恵を働かせてこんな仕組みを作ってきたのだろう。しかし、本来裏表で考えなければならないはずのことなのだ。全体が見えなくなって自分の目の前のことしかできないのは、この役割分担になれてきたからだ。裏表で考えていれば、本当ならば自分がすべきことをしてもらったと考えることができ、感謝の気持ちも生まれてくる。ここには、他人と自分の区別はない。このように考えれば、誰もが幸せになれる。

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