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from: 岐阜のすーさん
2009年12月10日 03時53分22秒
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しゃべりすぎに注意
子どもへの口数は多い方だろうか、それとも少ない方だろうか?教師が出れば、その分子どもたちの活躍の場が少なくなる。主役は子どもたちだから、もっと口数を少なくすべきだと考える。だからと言って、子どもの発言を「はい。」「「はい。」と受け止めているだけでは、学習する内容を深めたり、方向を決めたりすることはできない。必要なことは、やはり口を出さなければならない。また、子どもを育てるという観点からも黙っていては子どもは育たない。子どもは先生に認めてもらいたいといつも思っている。だから、発言一つ一つを大事に扱うこともしなければならない。このように考えると口数は、減るどころか増えてしまう。大事なことは、口数の量ではなく、質なのだ。
何を授業中にしゃべっているかの見直しが必要となる。
○活動を始めるために必要な言葉かけ(これがかなり多い)
・授業前に準備としてできているならばカットできる。
(準備に関わる指示、物のありかや状態に関わる指示、環境を整えるための指示等)
・学び方として身に付いているならばカットできる。
(学習への構え、活動と活動のつなぎ、1つの活動の進め方等)
○学習内容を深める言葉かけ(教師が主導だとこれは少ない)
・子どもの発言への問い返しをして学習を深める。
(ただし、子どもが反応し、質問すれば深まることもある。)
・子どもの発言への評価をする。
(子ども同士認め合える雰囲気があれば、しつこく言う必要はない。)
○学習を発展させたり、深めたりするための言葉かけ
・新しい視点を示す。
(子どもが気づいていない視点ならば、言う必要がある。)
・活動場面や活動の方法などを知らせる。
(応用できる場や方法を子どもに尋ねて答えることができれば、言う必要はない。)
・学習のまとめをする。
(子どもがまとめることができれば、言う必要はない。その代わりにまとめるきっかけやまとめに対する評価が必要となる。)
○学習からずれた場合に学習に戻すための言葉かけ
・注意や指示
(学習に集中していれば、言う必要はない。)
(危険や安全確保のために言わなければならないことは言う必要がある。)
・学習形態を変えるときの言葉かけ
(グループ、ペアなどで活動するための指示は、必要に応じて言う必要がある。ただし、学び方として身に付いていれば、指示なしでもできることはある。)
○仲間意識への働きかけ
・関わりを作る言葉かけをする。
(ただし、関わりができていれば、言う必要はない。)
・関わりのよさを紹介する。
(客観的に子どもの姿が見える教師の立場だから言う必要がある。)
・存在感を示す言葉かけをする。
(学習する集団の一員としての自覚を高めるために言う必要がある。)
○評価するための声かけ
・学習への取り組み、学習内容の理解、学習姿勢の獲得、学習する集団の一員としてのあり方などは随時言う必要がある。
(しなくても済んでしまうことは多い。しかし、この積み上げが学習の質をたかめたり、集団の質を高めたりする。だから、とても重要な声かけである。この重要性に気づいていない教師が多い。)
これらの内容は、年中言い続ける必要のある内容と時期を集中して言う必要がある内容がある。
生きものを扱うことと同様、授業も生きている。常に変化しているので、それに合わせて必要な声かけを必要に応じて使い分ける。ここにも教師の力量が現れてくる。-
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