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from: 岐阜のすーさん
2010年01月11日 06時02分43秒
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今のままでいい?
「継続は力なり」とよく言われます。これは、確かにその通りだと思います。継続していることの中には、意図して続けていることと意図しないで無意識のうちに続けていることがあります。さて、それでは、この両者のうちどちらが数として多いでしょう?
この意図して続けていることと意図しないで続けていることの数を比べると断然意図しないで続けていることの方が多くあります。それは、多くの場合、癖となって現れています。
<例>
・子どもに投げかける挨拶にもその人らしさが現れます。
・子どもの前に立ち、話し始めるまでに間の取り方にもその人らしさが現れます。
・笑顔で子どもの前に立つ教師もいれば、真剣な顔で子どもの前に立つ教師もいます。
人に指摘されないと気づかないことがどれほど多いことでしょう。そして、その癖で子どもを知らないうちに育てていることがとても多いのです。癖となっていることは、そのことをするときは違和感がなく、安定しているので、心地よさを感じます。逆に癖になっていないと違和感を感じ、居づらくなります。ですから、子どもたちを指導し、心地よい状態になるまで指導をし続けます。そして、子どもたちは、その指導で育てられていきます。心地よい状態になるまで。繰り返しその指導が続くので、次第に子どもたちは、教師の癖をつかんで動くようになります。そのため、3学期ともなると学級が落ちついてくるのもある面、当然と言えば当然のことです。
もし、この時期になっても、落ち着きがないという学級であれば、教師自身に曖昧さがあり、指導することが自分の癖でないことを手を変え、品を変え指導していることが考えられます。子どもたちも指導が変わるため、不安定になります。その指導が、子どもに合っているとか合っていないということとは無関係です。どんな指導であっても長く続けていれば、必ず身につくものです。
ですから、今、身についていないと感じることがあれば、それは、自分自身に足りない点があるということになります。その足りない点を克服するためには、意図的に指導し続けなければなりません。欲張っても指導が続かないため、1つでいいので、決めて繰り返し指導し続けます。
<例>
・時間を守る生活を作る。
・自分の考えを出し合える生活を作る。
・友達に優しい声かけをする生活を作る。
・みんなで楽しく遊ぶ生活を作る。
曖昧さをなくすためには、「なぜ」「どのように」「いつ」「どこで」「何を」を明確にして、子どもたちに伝え、例外を作らないでやり続けることが重要になります。これは、癖になっていないことなので、絶えず意識しなければなりません。その意識を続けるために掲示を利用したり、振り返りの場を設けたりしながら、忘れない努力が必要になります。癖にするまでの努力を子ども任せにはできません。子ども以上に必要性を感じている教師自身の努力が先です。子どもはその教師の情熱に動かされるのです。だから、癖になるのです。-
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