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from: 岐阜のすーさん
2010年01月13日 06時09分13秒
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人に頼ること
責任感が強いと人に頼れないと思うことがどうしても多くなります。人に頼ることが無責任だと考えたり、人からできない人だと思われると考えたりするからです。その結果、一人で悩んだり、苦しんだりしているだけで乗り越えることができず、人に多大な迷惑をかけることになることがあります。中には病気になってしまう人もいます。責任感の強さは大事なことですが、どうしてこのような状況を作り出してしまうのでしょう。
人に頼れない理由は、いろいろ考えられます。
・人に頼ると、頼る相手に迷惑をかけることになると考えている。
・人に頼ると、自分のイメージ通りに仕事が進まないと考えている。
・人に頼ると、その分、説明などの仕事が増えると考えている。
・人に頼るよりも自分でやった方が早いと考えている。
・人に頼ると、自分でやったことにはならないと考えている。
・人に頼ると、認めてもらえないと考えている。
これらを深く考えてみると、責任をもってするということは、自分と他人を区別し、自分自身の存在を際立たせることにつながるように思われます。このことは自分の存在感につながります。ですから、なかなか人に頼れないのでしょう。
しかし、ここであえて存在感を示さなくてもいいのではないでしょうか。責任を負わされた時点で、すでに存在感が示されているのです。あなただから、責任を負わされたのです。あとはそれをどのようにするかということだけです。大事なことは任せたことの結果を作り出すことなのです。そのためには様々な方法があります。頼ることもその一つではないでしょうか。組織の中でする仕事は、組織全体の利益につながります。頼ることで全体が高まるとすれば、協力することが利益につながり、頼られる側も協力してくれます。また、ここで協力しなければ、利益を損なうと思えば、協力せざるを得なくなります。
つまり、細かなところに焦点を当てず、常に全体を眺めながら、自分の役割を考えることが重要になるということです。
担任をしていると、どうしても目の前の子どもたちと自分との関係だけを見てしまいます。しかし、その目の前の子どもたちは、わが子ではありません。学校という社会の一部であり、目の前の子どもたちは、学校全体で育てる対象になります。ただ、あなたの関わりが大きいというだけなのです。あなたが倒れたら、元も子もありません。学校という組織の中ではあなたがいて学校が成り立っています。このことを考えると、人に頼らずに自分一人で抱え込もうとしたことがいかにちっぽけなことにこだわっていたのかがわかってきます。学校という組織の一人としての大切な存在である自分をもっと自覚してもいいのではないでしょうか。そして、自分でできることは自分で行い、無理だと感じたことは、遠慮しないで人に頼りたいものです。人に相談することでもっとよりよい取り組みが見つかることもあります。そして、それをすることで今まで以上に自分の存在感が見えてきます。素敵な仲間が回りにきっといます。あなたを生かしてくれる仲間がいるはずです。もっと頼りながら自分らしく仕事をしたいものです。-
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