サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: 岐阜のすーさん
2010年02月18日 05時36分18秒
icon
聞くこと
子どもたちの「聞く」「話す」姿勢がなかなか身につかないと嘆くことはあるでしょうか?
学習習慣として身につけておきたいことはたくさんありますが、基本は、やはり、「聞く」「話す」です。それも「聞く」ことに力を入れることがまず第一だと思います。
「聞く」ができないと、聞き間違えたり、聞き逃したりすることがあり、聞いたことについて正しく「話す」ことができないからです。ですからまず「聞く」ことに力を注ぎたいと思います。
この聞く姿勢についてもいろいろな指導が考えられます。
指導の順序を明確にし、その順序に従って徹底することが学習習慣として身につくものです。
習慣はどのようにしてできるかといえば、繰り返しとインパクトです。
繰り返しとは、何度も「聞く」ことにこだわり続け、同じことを何度もできる姿になるまで諦めずに言い続けることになります。
インパクトとは強烈な刺激になります。強く叱られたり、思いもよらないほどの賞賛を浴びたりすることです。しかし、これはなかなか場面を作ることが少ないと思います。しかし、強烈でなくても弱い刺激でも数が増えれば強烈な刺激と同じような効果があります。
聞く姿勢が身につかないのは、繰り返しが弱いかそれとも刺激が少ない(弱い)かのどちらかになります。
回数も教師のこだわりの違いによってかなりの開きがあります。
・毎時間繰り返す
・一日に何回か繰り返す
・特定の教科で繰り返す
等、それぞれ異なってきます。回数は多いほど週間化しやすいのですが、したいこととの兼ね合いから回数が少なくなっていきます。
本当ならば、土台としての「聞く」を作るのならば、これは他のことよりも優先されるべきことなのにそれほどの意識がなければ、なかなかこだわることができず、時間がかかってしまいます。
一度身につけば、指導をし続ける必要はありません。時々刺激を加えるだけで、済みます。身につかないのは、身につくまで繰り返すという徹底さに欠けると考えた方がよいでしょう。
子どもたちに考えさせたいという思いでいるといつまで経っても学習習慣は身につきません。
これは考えさせることではないのです。教えることなのです。
この考えさせることと教えることの区別ができないことも習慣化を遅らせる原因にもなっています。
できないのは、子どもに原因があると考えているとすれば、これも習慣化を遅らせる原因にもなっています。
指導する上ではっきりさせておきたいことは、次の視点から聞くについて語ることができる教師でいたいと思います。
・聞くことのねうちは何か?
・聞くことができるとはどんな能力を備えていることなのか?
・聞くこととは、どんな行動をすることなのか?
・聞くことができる環境を整えるとすれば、何ができるのか?
・聞くことができるとすれば、それが周りにどのような影響を与えるのか?
どれも欠くことができません。「聞く」という行動の裏には必ず価値観があります。それがこだわるときの信念にもなっています。
心から聞くことは大切だと思っていなければ、繰り返しの回数も少なくなっていきます。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
コメント: 全0件