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from: 岐阜のすーさん
2010年04月06日 04時57分05秒
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地域とのつながり
子どもたちへの温かい視線を送っているのは、学校、家庭だけではありません。地域の方々も同様です。
しかし、地域の方々の姿は、なかなか見えにくいものです。
学校にわざわざ出向いていただける方ならば、分かるのですが、家庭の方で活躍されたり、休日に活躍されたりしていると全くその動きをつかむことはできません。
特に担任をしていると教育課程に関わる方以外は見えません。
地域の方々の動きは、子どもたちからの情報で集まる事が多いように思います。地域行事に参加したり、地域の活動を定期的に行っていたりするとその時の情報が入ってきます。
つまり、地域と学校をつないでくれているのは、子どもたちだということにもなります。
そして、その子どもたちを見て、地域の方々は、学校を評価します。
それが、個々の家庭の問題だとしても集団になると、「最近の学校は!」などと批判の対象にもなります。
学校を正確に判断していただく材料が乏しい中で、そのように判断されても仕方がありません。
ただ、このように批判される背景に、学校を頼りにしているという思いや、学校は地域にとって大切な場所だという意識が見え隠れします。
同じ場所にありながら、実は内側では変化をしているので、その実情はなかなか地域の方からは、分かりづらいのも学校です。毎年のように構成メンバーが変わり、数年間で校長も変わります。
そんな不安定な学校であっても大切な場所なのです。
子どもの姿がよくなれば、学校は「いい所」「信頼できる所」となって地域の方々に映るのでしょう。逆に子どもが悪くなれば、地域の方々には「心配な場所」と映るのでしょう。
地域の方々の協力を得るにも、子どもたちの姿によって、関わりやすさが違ってきます。
地域に生きる子どもたちです。地域を担う子どもたちです。教師の手を離れたところでも活躍する子どもたちです。この事を意識するだけでも、目の前の子どもたちへの対応が違ってきます。
まずは、休み中の暮らしぶりをつかむところから始めてみたいと思います。そして、地域の方々を巻き込んで子どもを育てていきたいです。-
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