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from: 岐阜のすーさん
2010年04月08日 05時01分26秒
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つながりを感じるとき
一人でできないことでも、二人、三人になるとできることがあります。でも、逆にできなくなることもあります。
この判断が人によって分かれるようです。
したいことがある時、一人の方がしやすいのは、自分の思い通りにできるからです。二人、三人になると別々の考えを揃える所から始めなくてはなりません。この手続きの面倒さを感じると時間がかかっても一人でした方がよいということになります。
ですから、事をする前に、これは、一人ですることなのか、それともみんなですることなのかの判断が必要になります。
例えば、
・一人ではできないからみんなの力を借りたい。
・みんなですることで新しいものを創り出したい。
・みんなですることを実感してもらいたい。
などと集団を使う必要性がある時に働きかけると、取り組む意欲も高まります。
ただし、この時には思い通りにいかないことがあることを前提にし、思い通りに進めるための手続きがあることを覚えておかなければなりません。
元々一人ひとり違うのですから、同じ思いで動いてもらえることを前提はできないのです。まずは、同じ思いになってもらうことからはじまります。このことが理解できないと、「どうして分かってくれないの?」「なぜしないの?」「同じ仲間なら当然すべきでしょう。」などと相手の姿を責めたり、相手の姿に腹を立てたりすることになります。
違うことが前提にあれば、同じ思いになっていることに喜びを感じたり、感謝の気持ちがもてたりします。この時、相手とのつながりを感じるのです。
同じ思いでいてくれるという安心感が次の行動を生み出します。もともと違うですから、同じ思いでいても、その行動が微妙に違っています。そして、この違いが互いの助け合いや、補い合いになります。
すると、
・そうか、深く考えるとそこまでできるのか。
・気づかなかった。そんなやり方もあるのだ。
・私にはできないことでもやってもらえるのだ。
・してほしいと思った動きを言わなくてもしてもらえる。
などと発見をしたり、気づいたりすることになります。ここには、相手を尊重し、同じ仲間としての信頼があります。そして、自分の思いの未熟さに気づかされることもあります。
ですから、集団ですると、1+1が2になるのではなく、3にも4にもなります。これがたまらなく嬉しいのです。思わぬ力が発揮できるのです。これは、一人でする時には感じられないものなのです。
子どもたちは、この集団のよさを感じることなく、集団の中で過ごしていることが多いように思います。役割を分担し、その役割をこなすだけの生活にさせていなか、見つめ直す必要があります。
重い荷物を運ぶ友達に手を差し伸べた子どもがいたとき、「助けてくれるお友達がいてよかったね。」と声をかけたときの子どもの笑顔が忘れられません。
個々の働きのよさを認め励ますことは当然ですが、集団で動いている時には、常につながりを感じさせる言葉かけを用意したいと思います。この言葉かけが、子ども同士のつながりを密にするのです。
自分の内面に目を向けている子ども(自分の仕事だけ一生懸命にしている子ども)に、他人とのつながりを意識させるチャンスなのです。-
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