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from: 岐阜のすーさん
2010年04月28日 03時59分38秒
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伝えたいこと
休んだ子どもの家に電話をかけることがあります。その電話の対応にも人それぞれです。
ただ、話の内容を整理すると次のようになります。
1 子どもの病状を聞く
2 明日の予定を話す
3 体調を気遣う
4 休んだ不安を取り除く
5 早く登校できることを祈る
相手が心地よく会話を進めていくには、何を伝えるとよいのでしょう。
病状を聞かれれば、保護者は、事実を伝えてくれます。病状を詳しく深く知ろうと質問することで、介護する保護者と同じ気持ちになることができます。
そのため、病状を聞かれた保護者は、心地よくなるでしょう。
保護者は会話の様子から「子どもの体を心配している教師」を想像するでしょう。そして、中にはこれだけで、感謝の気持ちをもつ保護者もいます。でも、「事務的で教師としては当然だ。」と考える人もいます。
ですから、ここで安心して電話を切ってしまってはもったいないと思います。
この状態では、事実を確認しただけで、相手の心に届く会話にはなっていません。
事実を聞いて、どう思ったのか。そして、次にどんな気持ちになったのかという思いを伝えることが、相手の心に届く会話になります。
「早くよくなってほしい。」「元気な顔を見たい。」などという子どもへの思いは、保護者の願いに近いものです。これは、事実よりももっと深いところで共感する言葉になります。
相手の気持ちを想像しながら、会話をしていくうちに、相手の思いに触れるときがあります。その時に心が動きます。
私たちが、伝えたいことは、相手の心に響く言葉です。それは、相手の心の中にある思いを見つけることなのです。-
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