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from: 岐阜のすーさん
2010年06月04日 04時06分46秒
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我慢を強いる
子どもに我慢を強いることがどれ程あるでしょうか。我慢しないで好き勝手なことをしていては集団生活は成り立ちません。そこで、いくつか我慢しなければならないことが出てきます。
○順番を守ること
誰でも自分を一番大事にしたいものです。ですから、何かをしようとすると一番にしたいと思う気持ちが現れるのは自然な姿です。でも、私が一番になれることばかりではありません。強引に一番になろうとすれば、トラブルが発生します。
○時間を守ること
したいことをしているといつの間にか時間が過ぎていきます。時間が経つのを早く感じます。そして、飽きるまでずっとし続けたいと思うものです。しかし、したいことだけをしているとしなければならないことができないことがあります。しなければならないことは、自分が決めたというよりも他人が決めた場合の方が多いようです。時間を守ることが、切り替えるきっかけになります。
○約束を守ること
お互いを尊重し合い、うまく関わり合うために約束を作ります。その約束を守ることで互いに安心して生活することができます。破ると思い通りに行かないことが増えるためにトラブルになります。互いに納得できる約束を作り、互いに守ろうと決めた約束ならば、その約束に縛られても仕方ないと思えます。ただし、勝手に作られた約束だと思っていると我慢できないで約束を破ったり、反故にしたりすることにもなります。
○ものの在り処を守ること
必要なときに必要なものが欲しいと思うのが私たちです。必要なものがないとストレスが溜まります。後始末が悪かったり、整理整頓ができなかったりすることで物が見つからないと不満な気持ちになります。特に共有するものは、互いにあるべきところにあると安心して使えます。見当たらないとトラブルが発生します。
我慢を強いることで安心した生活が送れるのです。ですから、互いが生きやすくなったと実感できるようにすれば、強いられることの抵抗は少なくなります。
例えば、規範意識が弱いからと言って、「約束を守りましょう。」と我慢を強いることが目的になってしまうと、なぜ約束を守らなければならないのか、その価値を自分勝手に解釈してしまいます。そして、この解釈の違いが、トラブルの原因になることもあります。
互いの生活が安心につながることを常に念頭に入れておくことがこのトラブルを防ぐことになります。-
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