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from: 岐阜のすーさん
2010年06月24日 06時13分31秒
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一人で負えない苦しさ
子育てに悩むことなく過ごしている保護者はきっといないでしょう。事の大小に限らず、誰もが悩んでいると思います。
学校も一緒になって考えなければならない大きな問題を抱えている保護者の数は年々増加しているように思います。
本来しなければならないことへ注ぐエネルギーの一部をその問題解決に注ぐことになります。ですから、できる限り問題を大きくしないで、早く解決したいものです。
問題を一人で抱えて苦しんでいる母親の姿をたくさん見る機会が増えているように感じます。
・任されているからどうしようもない。
・関わりが少ないので、一人で抱えざるを得ない。
・当てにならない(できない)。
・頼られている以上はしなければならない。
など一人で抱えなければならない背景がいろいろある。
これが、問題を大きくしていることに気づいてほしいと思います。
子どもは、問題を抱えている母親一人と関わるわけではありません。家族の一員として、他の人とも関わるのです。
それぞれ勝手な思いで子どもに接していると、子どもは判断の基準がわからず、子どもは刹那的に対応することになります。
・甘えさせてくれる人の方に行こう。
・面倒だから、楽な方に行こう。
・苦しいことは避けよう。
都合のよいように相手を選んで生活するのです。
そのため、なかなか伝えたいことが伝わらない状況になっていきます。
役割を分担する前に同じ思いで子育てをしようとしているのか、ここを揃えると効果も上がります。
何とか子育てに参加してもらうための努力が必要になります。苦しんでいる母親の抱えている背景を理解しないで、一方的にこちらの願いを伝えても、負担が増えるだけになります。
母親の抱えている問題を取り除くことから始めなければ、先に進むことはできません。このことが、子どもの問題を解決する近道になります。
一人で苦しまなければならないその背景にどんな問題が潜んでいるのでしょう。一緒になって考える立場をとることが母親にとってとても力強い支えになります。
・協力しない人の子育てに対する考え方が母親と違っていないだろうか。
・家族関係が複雑になっていないだろうか。
・夫婦関係はうまくいっているだろうか。
・子ども自身が抱える問題の可能性に家族が気づいてないのだろうか。
・親子関係に問題を抱えていないだろうか。
・子育てをする環境に問題を抱えていないだろうか。
これらの問題は、家庭の問題だから、昔は関わりをもたないようにしていたと思います。しかし、関わらないと子どもを支えきれない現実があるのです。
子どもへの虐待の問題や家庭内の暴力などもあります。病んでいる保護者の気持ちを受け止めながら子育てを保護者と一緒にしなければならないのが今の時代です。
的確な支援ができるのも、こうした実態を正確につかんでいるからできるのです。勉強だけを教えていればよいという問題ではありません。教師は生き方を教えなければならないのです。
これは、家庭と関わる教師の生き方そのものに現れてきます。
「あの先生は、私のことをよくわかっていてくださる。」と言われる教師ならば、母親に聞く耳をもってもらえます。
保護者と関わる時、教師としての生の自分が試されているのです。どんな思いで子育てをしようとしているのか、保護者は感じるのです。
「相手の立場になって、一緒に考えよう。」と言うことは、日頃子どもたちに言っていることに他なりません。-
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