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from: 岐阜のすーさん
2010年06月25日 04時46分00秒
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親同士のつながり
高学年になるにつれて、子どもは友達が欲しくなったり、友達との関係を崩したくない気持ちになったり、次第に親から離れていきます。これは、自立に向けての歩みです。
しかし、自立のための判断力は十分育っているとは言えません。そのため、興味関心のあることになると、価値判断よりも欲求が優先し、刹那的に動いてしまうことがあります。時には、集団心理が働き、したくなくても巻き込まれてしまうこともあります。
なかなか自分たちの力で止められないのがこの頃の子どもたちです。「だって、みんなが・・・。」とか、「○○さんが言ったから(したから)。」などと仲間の判断が基準になって反発することも多くなります。
ですから、この時期に、子どもたちが健全に育っているかどうか、きちんと見極める必要があります。
その判断の基準は、「思いやり」です。
本当に相手の立場になって判断して行動している人間関係が築けているようならば、安心できます。しかし、興味本位の思いで行動しているようならば、危険です。理性が欲求に勝てるはずはありません。興味をもつのは自然な発達だと放っておくと、相手への思いやりを欠きながら、人間関係を築くことになってしまう危険性があります。
いち早く、子どもたちの状況をつかむためには、保護者同士の連携がとても重要になります。家庭での生活は学校ではつかむことはできません。
頼りになるのは、保護者しかないのです。これを見過ごしていると問題が大きくなって、複雑に絡み合って問題解決に時間を要することになります。
保護者同士が仲良くなっていれば、いざと言うときにいつでも協力して事に当たることができます。保護者に見守られながら、失敗から学ぶ子どもたちは、健全に育っていきます。これが子どもたちだけになるとそうはいきません。欲求に動かされ、なすがままの状態になります。
互いに声を掛け合う仲間になることが重要です。
「今日は、どうもありがとうございました。うちの子の様子はいかがでした?」と挨拶をし、子どもの生活の状況をつかんだり、「こんなことがあったので、注意をしておきました。」などと関わったりできる関係を築きたいものです。
子どもを通して、互いに仲良くなれる保護者の関わりを子どもが幼い頃には作っていたはずです。安心するのが早いのです。ある程度自分の事ができるようになったら、今度は健全な人間関係を築くことができるかどうかを見極めることが重要になります。これを見守る保護者でいてほしいと思います。
ただし、入り込むことではありません。失敗しないように事前に手を回すことでもありません。常に主役は子どもです。
困ったときにすーっと手を差し伸べたり、相談に乗ったりできる立場にいてほしいのです。
そのための情報を共有できる保護者同士のつながりがほしいのです。
「こんなはずではなかった。」と後悔する前に、折りを見つけて保護者に子どもの人間関係に関心をもち、見守る姿勢で、情報を共有できる保護者同士のつながりをもてるように働きかけたい。-
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