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from: 岐阜のすーさん
2010年11月11日 04時46分13秒
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もう一人の自分
誰にも平等に与えられているのが時間です。その時間をどのように使うかは、自分次第になります。
ところが、その時間を自由に使いこなしているとは言えません。
人に使われている時間が多いように思います。
その人とは他人ではなく、したいことをしようとするとそれを止めるもう一人です。
・本当にそれでいいのかな?
・みんなはどう思うのだろう?
・失敗したらどうしよう?
・得るものはあるのだろうか。
・自分のためになるだろうか。
・後悔しないだろうか。
様々な思いがよぎります。
でも、
・〜さんが言ったからやってみよう。
・みんなもそうしているからやってみよう。
・やらないと損をするからやってみよう。
・これは自分にとってよいことだからやってみよう。
・これはみんなのためになるからやってみよう。
・絶対にうまくいくからやってみよう。
と思う自分があるからもう一人の自分と対決するのです。
そのため、実際に行動するまでに様々に考えを巡らすことにかけている時間があるのです。
この時間の短い人と長い人がいます。
失敗しないように慎重になる人は、この考える時間が長くなります。
逆に、なるようになる、失敗から学べばよいと考えている人はこの時間が短くなります。
こんな自分をいつ作ったのでしょう。
幼い子どもたちは、考えるよりも行動が先になります。経験が少ないために判断する材料が少ないために、このもう一人の自分が現れてきません。
ということは、このもう一人の自分は、自分自身の体験や経験が作り出したと考えられます。
私たちは、常に安全・安心を求めています。ただ、私たちは、自己実現の欲求があるために、常に新しいものに挑戦しようとする自分もあります。この両者が戦っているのです。
私たちは変化しているにも関わらず、その変化を嫌い、安定を求めています。
じわじわと変化していく分には、その変化に気づかず変化していきます。
大きな変化になると、それを止めようとするもう一人の自分が現れてきます。
幼い子どもたちが、未体験のものを怖がるのは、そのためです。
自分では挑戦できなくても、人の姿を見てから動き出すのは、無意識のうちに自分の安全を確認していることになります。
いくら怖くないよと言われても、わからないから怖いのです。
そして、経験をすることで、それが意識的に考えることができるようになっていきます。だから、言葉でそれを止めようとします。
ということは、人間は生まれながらにしてもう一人の自分が自分の中にいることになります。ただ、意識的になるのは、言葉の獲得と関係ありそうです。
すぐに手を出してしまう子どもの中には、うまく自分の言葉で説明できないために、体でそれを表現していることがあります。この方が反応も早く、安全を確保できるからです。
考えると、言葉にする分、反応は遅くなり時間はかかりますが、より質の高い判断ができるようになります。それは、欲求のレベルで考えるとよくわかります。
1.生理的欲求
2.安全の欲求
3.所属と愛の欲求
4.承認の欲求
5.自己実現の欲求
1〜4までは、無意識の領域にあり、5だけが意識の領域にあります。
意識レベルにあるから考えられるのです。
逆にそれがあるために悩み苦しむことが多くなったと考えることもできます。
そして、意識レベルだけで考え、悩み苦しんでいると、行動に移す前にエネルギーを使ってしまいます。
これでは、十分な体験ができません。無意識の力を借りながら、サクサク行動できるようにするともっと楽に行動することができます。実際、無意識の方がパワフルですから、利用する方が行動しやすいはずです。
ですから、無意識をうまく利用することがポイントになります。直感というものがありますが、これは無意識の協力だと思います。体に変化が起きたり、何となくいやな気分になったりする場合もあるでしょう。
また、いつもわくわくしながら、前向きに生きていると、何をしてもうまくいくように思います。このときは、無意識も協力的だからです。
もう一人の自分が現れたとき、判断するチャンスになります。否定的に物事を考えていると無意識もそれが実現するように協力します。反対に肯定的に物事を考えていると無意識もそれが実現するように協力します。
もしも無駄なエネルギーの使い方をせず、効率的にエネルギーを使える人生を歩むことができたら、もっと豊かで幸せな人生を送ることができると思います。
悩んだり苦しんだりする時間は減らすことができます。例えば、判断する材料が少なかったり、視点(視野)に問題があったりするためだと考えれば、解決のための行動がすぐにできます。
したいことをするためにも、問題が起きたときにすぐにその問題解決のための行動を考えることに時間を費やした方が悩み苦しむ時間を減らすことができます。そして、その方が無意識の協力を得やすくなります。
ただ、すぐに行動に移そうとするときに邪魔をするもう一人の自分が出てきます。
恥や見栄というものがそれです。ごまかそうとする自分に気づくかないといつまでもこれで苦しむことになります。
誰もが完璧なはずはありません。安心して行動に移したいものです。恥や見栄があることに気づけば、楽になります。-
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