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from: 岐阜のすーさん
2010年11月22日 04時11分46秒
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あなたは、素晴らしい
よさ見つけをきっと毎日のようにしていると思います。しかし、本当にそのよさ見つけが本当のよさ見つけになっているかどうかを疑うことはあるのでしょうか。
〜をしてくれて嬉しかった。
〜な姿を見つけた。
子どもたちは、日頃の行動を見て、その子のよさだと思っています。
でも、よさは、人より先にしたたから素晴らしいというものでもありません。人と比べて優れているから素晴らしいというものでもありません。
その人の本来もっているよさが本当のよさだと思います。
子どもたちは、それがわからないから、よさ見つけの場は、その人らしさがどんな姿で出ているのかを具体的な場面で示していることになります。
誰もが、認めてもらいたいと思っています。そのために、何かをするということもあります。でも、よさはにじみ出るものです。行動に裏にあるその人らしさがそうさせるのです。
ですから、新しい面を発見するというよりも、その人らしさが様々な面でも見えてくるというような姿勢でよさ見つけをすることが大切だと思います。
様々な場面でやっぱり自分らしさが見えてくると仲間が承認してくれるから、自分らしさに自信をもつことができるのだろうと思います。
場当たり的にある場面でしたことを取り上げて、よさと見ていることはないでしょうか。子どもは感覚的、衝動的にとらえることが多いので、なかなかその子らしさをその子らしさとして感じることはあってもうまく表現することはできません。
ここで登場するのが、教師です。本気で子どもをながめながら、その子らしさを見抜き、その子が今後今の学級を離れても生きていく時に役立つ本当のその子らしさを見抜き、仲間の中で生かすことができる力をもっているのが教師です。
・いつでもその面が見えるのか。
・誰に対してもその面が見えるのか。
・どの場でもその面が見えるのか。
これを多くの子どもが感じられるようにしていくことがその子の自信になっていきます。
教師に見せるよさだけでなく、仲間に対しても同じ面が見えるから、仲間も承認するのです。
まずは、教師が見本を示す必要があります。
子どもだけによさ見つけを任せていると、認められる子・認められる子が固定したり、よさ見つけがマンネリ化したりします。
自分にとって都合のよい姿がよさではありません。本当にその子を承認しようという仲間関係を築かないと本当の自分らしさを発見できずに形だけが流れてきます。
行動レベル・能力レベル・信念・価値観レベルで見つめること
そのそれぞれのレベルを超えたその子らしさで見つめること
この2つがなければ、その子らしさは見えてきません。
ですから、時には子どもたちに、「なぜ、あの子には、そんな行動ができるのだろう。」と問いかける機会があってもいいと思います。
また、「優しい○○さんならば、こんな時、どうすると思う?」などとその子らしさを全面に出しながら、行動レベルを考えさせる機会があってもいいと思います。
同じような問いかけはいろいろあります。
・あの子の能力ならば、このくらいのことはできないことはないと思いませんか?
・この考え方をしている子ならば、どんな行動をするでしょう。
・これをするとどんな力が身に付くでしょう。
・〜らしさは、どうやって身につけたのでしょう。
この視点が自分自身をも見つめる機会を作ります。ですから、ある面、よさ見つけは自分見つめだと思います。人は見えるものしか見えません。自分にその見える面があるから、紹介もできるのです。
こんな視点から考えると、どの子にもよさ見つけをさせたいと思います。一部の子だけの発表会になっているよさ見つけになっていないか、もう一度学級で行っているよさ見つけを見つめ直したいと思います。-
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