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from: 岐阜のすーさん
2011年02月14日 04時00分43秒
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子どものためなら
私たち教師は、子どもたちの幸せのためにどんな努力ができるだろうと考えながら、日々の生活を送っています。
しかし、経験を経る事にある程度、子どもの反応が読めるようになると「この程度すれば何とかなる。」と安易な方向に流れてしまうことがあります。
そうなると、今度は自分のエゴが出てきます。自分の都合が優先するようになります。
初任の頃のあの精一杯の姿が次第に薄れてしまいます。子どもは直感的に教師の姿勢をとらえる力があるため、すぐに見抜きます。
一生懸命な姿は子どもに伝わります。言葉に迫力があります。それは、何とかしたいという思いが態度になって現れてくるからです。
ゆとりがもてるようになったら、子ども理解の幅を広げるように自分の視野を広げる努力ができるとよいでしょう。
・この子の考えの背景を考える。
・この子の置かれた状況を考える。
・この子の状態はどのようにすると変わりやすいのかを考える。
・この子の状態に影響を与えやすいのは、何かを考える。
・この子を生かす場を考える。
・この子の目指す方向に合った支援を考える。
・この子の将来を見据えて、何をすべきかを考える。
・この子に影響を及ぼす、環境に働きかけられることはないか考える。
・この子の状況に合った支援を考える。
こんなことを考え始めたら、時間はいくらあっても足りません。
ここが知恵の出しどころになります。
私たちは、目の前の子どもだけを見ているわけではありません。
次代を担う子どもを見ているのですから、子どもが活躍する未来の姿をイメージしながら、関わっています。
ですから、その未来の姿に向かうために「今、何をすべきか」を選択するのです。それが知恵の出しどころになります。
これは、一般的な子どもの姿がわかったからと言って対応できるものではありません。
常に知恵を出して、目の前の子ども一人ひとりと向き合うからできるのです。
いつまでも目の前の子どもと一緒にいるわけではありません。関わる期間は子どもの人生のほんの一瞬でしかありません。
だからこそ、大事なのです。その時々に現れる子どもの状況に合わせて、的確な支援の積み上げをすることが子どもの幸せに大きく影響を及ぼします。つまり、日々の積み上げが、得られる幸せの大きさとなります。
子どもが見せる姿は、ほんの氷山の一角でしかありません。支える子どもの背景にも目を配りながら、その子の全体をつかみながらの支援が本当の支援になります。
「こどもは・・・・。」と一般化し始めたら、要注意です。評論家になっていないか、教師としての自分を見つめる大切な時期が、学期末の今の時期です。-
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