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from: 岐阜のすーさん
2011年03月24日 03時48分30秒
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最後に伝えたいことは?
子どもたちとの別れが近づいてきたと感じる今、最後に伝えたいことは何でしょう。
今まで子どもたちと一緒に生活をし、様々な場面で様々なことを伝えてきたはずです。そして、子どもたちを育ててきました。
思いが十分に伝わったと感じる子どももいれば、なかなか思いが伝わらなかったと感じる子どももいると思います。伝わらなかったと思っても、成果が今現れなかっただけで、後になって成果が現れることもあります。ですから、悲観することはありません。ただ、気づいていないだけです。記憶として必ず残っています。
もうこれが最後だと思った時、感情が動き出します。
この感情が現れた時に、ふと浮かんでくる言葉があります。
これは、無意識が伝えたいと思っている言葉です。
意識しているときには、あまり気にならなかったことかもしれません。
逆に、意識していたことと同じになるかもしれません。
自分を活かしてほしい。
仲間を大切にしてほしい。
勇気をもって挑戦してほしい。
もっと自分を大切にしてほしい。
仲間と仲良く暮らしてほしい。
いつも感謝をもって生活してほしい。
知恵を使って道を切り開いてほしい。
短い言葉ですが、本当に伝えたいことが浮かんでくるはずです。
子どもを愛し続ける教師だからこそ、自分の人生を通して大切にしていることは、子どもにも大切にしてほしいと思うものです。
何がよくて何がいけないというものではありません。今、子どもたちの前に立っているあなたなのです。教師として子どもの前に立っているのです。
子どもたちは、出会う様々な教師から様々なことを学びます。あなただけがすべてではありません。出会う教師の一人に過ぎません。だから気負うことではありません。
精一杯関わりをもっているあなただからこそ、子どもの心に伝わるものがあるのです。全身全霊を込めて伝えようとすることは、必ず伝わります。
ただし、本物か偽物か、今大切か否かは子どもが判断します。
力みすぎると子どもは引いてしまいます。感情が理屈に追いやられてしまいます。心から伝えたいことを誠実に誠意をもって伝えます。どんな不器用な伝え方であってもいいのです。子どもは感じるはずです。
教師だからこそ、子どもの目の前に立って話ができるのです。その機会が与えられるのは、教師だからなのです。この幸せをかみしめながら、ふと心に浮かぶ言葉を待ちます。
一人の人間として、最後に伝えたいことは何だろうと自分に問いかけてみるのです。-
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