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from: 岐阜のすーさん
2011年03月28日 06時21分09秒
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必要とされている
人から頼られているとき、何となく自分を誇らしく思ったり、責任感を感じたり、優越感をもったりすることがあります。何となく嬉しく感じます。
嫌な気分になることは、少ないと思います。
これは、脳の働きによるものです。私たちの欲求を満足させてくれます。
・頼る対象となるということは、相手に自分との仲間意識がある。
・頼られる存在として存在そのものを認めてもらっている。
・頼る頼られる関係そのものが温かい人間関係になる。
・頼る頼られるという関係が成り立っているため、孤独を感じることはない。
・期待に応えると頼った相手から承認される。
つまり、頼るという行為が、私たちの社会的欲求や自尊欲求を満足させてくれることになります。
これは、子どもでも同じです。
小さな子どもは、お手伝いが好きです。
母親のために、先生のために何かをしようとする姿をよく見かけるのは、そのためです。
「子どもには、まだ力が十分備わっていないから、子どもには頼らない。」などと決めつけていると、子どもは、社会的欲求や自尊欲求を満たすことはできません。
できるかどうかは、別です。まず頼ってみることで社会的欲求が満たされます。その後にくる自尊欲求は、行動をどれ程認めるかということになるだけです。
子どもなりに精一杯取り組めば、求める成果が十分でなくても、認めることは、できます。
それは、大人と違って経験が少ないため、失敗する確率は高いことは、十分承知できるからです。ここが私たち大人との扱われ方の違いになります。
これを大人と同じように扱うと子どもは常に高いレベルを求められているという思いになり、自尊欲求が満足されずにいることになります。
「できると信じているよ。」というのは、酷かもしれません。これは、できることが認める前提となっています。つまり、承認するのは、できた後になります。できなければ、承認してもらえないばかりか、社会的欲求も満たされません。これでは、挑戦することにかなり抵抗を感じることになります。
できることと頼ることは別にしなければなりません。
頼るよりも自分でやった方がいいと考えこともたくさんあります。しかし、子どもを育てるためには、子ども自身が自分を必要としてくれている人がそばにいることが重要になります。
「頼りになるあなたがいてくれて嬉しいよ。」という気持ちをいつも子どもに発信していることが子どもの自尊感情をくすぐることになります。
まずは、必要とされている自分を子どもが感じることです。子どものもっている能力とは切り離して考えたいのです。その方が子どもは活躍しやすくなります。-
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