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from: 岐阜のすーさん
2011年04月11日 05時22分12秒
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風評被害
東日本大震災では、被災地の早い復興を願って、多くの方が義援金活動に参加しています。また、ボランティア活動として現地の復興に直接関わっている人々もいます。そして、「日本が一つになって、復興に取り組もう」という機運が高まっています。
しかし、その一方で、風評被害によって地域の農産物や海産物が売れなくなっています。
ここの人間のエゴが見え隠れしているように見えます。
私には、「光」と「影」の関係のように見えてなりません。
今回の地震で私たちの生活に様々な形で影響が出ています。このことから、私たちの生活は、深く現地とつながっていることが今まで以上に知ることができました。
すでにつながっているのが私たちだったのです。
ところが、どこかで他人事にしているのではないでしょうか。
自分に被害が及ぶ食生活については、できる限り影響を受けないように別の所から食材を選ぼうとしています。
一方の手は握手をしようと手をさしのべていますが、もう一方の手に刀をもち、相手を刺そうとしているように見えて仕方がありません。
一つになるということは、他人事ではなく、自分事にすることではないでしょうか。両手をさしのべることができて初めて復興につながると思います。
復興に関わって、地域にお金が落ちるような仕組みができなければ、本当の意味での復興にはなりません。
風評被害は、まさに地域の復興を阻止しているように思います。これは、消費者である私たち一人一人の問題です。
他人事にしているから、別の所から食材を手に入れるのではないでしょうか。風評に惑わされることなく、普段の生活をすることが復興に協力することになるように思います。
被災者の中には、今後の生活に不安を感じている方々が多いはずです。この方々が復興に動き出した時に、お金になるとすれば、不安の解消の力づけになるように思います。
復興のために頑張ろうとする被災者を支援し、お金が被災地に落ちるようになれば、復興にも弾みがつきます。
テレビでは重機が解体工事をしている様子が映し出されています。あの重機を見て、「誰が動かしているのだろう。」「どこの業者が関わっているのだろう。」「どこにお金が落ちるのだろう。」と考えてしまいます。
できる限り早い時期に地元の人々が立ち上がって自らの手で復興に動き出さなければ、外から入った業者が復興に直接乗り出して、横取りすることなってしまいます。
低価格で重機を貸し出しし、地元の解体業者の人々が動き出しやすいように支援をしたり、関係者を雇い入れたりするような動きはあるのでしょうか。これならば、地元にお金が落ちます。そんな仕組みを作ることはどの業種でも可能だと思います。
困った人に手をさしのべることはとても重要です。しかし、自分で歩けるように支えなければ、歩き出せません。あくまで私たちは、支援者です。歩き出すのは、困っている人なのです。
歩き出そうとしている人が本当に歩き出しやすい環境を作ることは、支援する私たちだからできる事です。
私たちが今できることは、本当に何でしょう。震災1ヶ月を過ぎた今だからできることがあるように思います。
義援金活動以外に何かできることがあるのではないだろうか。
地域の人々の生活をバックアップする形で乗り出すことができたら、きっと復興は早くなるのではないかと思います。
教育者である私には、何ができるのだろう。-
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