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from: 岐阜のすーさん
2011/06/14 04:55:57
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プラス一言
私たちは、言葉に反応し、内容に合った自分を作り出します。言葉によって自分の過去も未来も自由に考え出すこともできます。
どんな言葉を選ぶかが、とても重要だということになります。これは同時に言葉がどれだけ人に大きな影響を与えているかということを知ることにもなります。
ここ数回言葉を選んで書いてみたのも、一つの言葉にどれほどの力があるのかを確認するためでした。
いろいろな言葉を私たちは無意識に使っています。過去の経験や体験に基づいて創り上げられた言葉です。それが自分にとって今の自分を創り上げるためにはとても重要な言葉だったのでしょう。
しかし、教師として次代を築く、子どもたちに示す言葉としてふさわしい言葉であるかどうかは別になります。
私たちが描く未来をイメージし、そのイメージの中で生き生きと生きている子どもたちを今私たちが育てているのです。
今の状態が未来を決定します。「できないから頑張りなさい。」で描く未来は、「できない事の多い未来」になります。
「今のあなたが素敵だから、必ずできるはずです。」で描く未来は、「できる事が多い未来」になります。
言葉かけは、そのすてきなあなたを創り上げるために今できることなのです。
「おはよう」と声をかけられたと時に「おはよう」と言葉を返すのは、反応でしかありません。
でも、その後に「元気がいいね。」とか、「今日も一日頑張ってね。」、「車に気を付けてね。」と一言、言葉をかけるとどうなるのでしょう。
そのから子どもはその言葉に反応し、イメージを豊かにします。これは、「おはよう。」と反応した場合とは異なります。
子どもは、その言葉に合った自分を自動的にイメージするように反応します。これは、子どもだけではありません。誰もがそうなるのです。脳がそのように働くからです。
廊下で子どもに出会ったとき、どんな言葉をかけることができるでしょう。
「頑張っているかい?」「上手に歩くことができるね。」「姿勢がいいね。」「あなたは真面目な子だね。」・・・・等
どんな言葉かけでもできます。このとき、黙って過ぎ去っても何も問題はありませんが、この一言が子どもの脳に働きかけ、子どもは反応します。
つまり、育てるということは、これです。
難しいことを教えることでは、ありません。日頃のほんの一言が子どもを育てます。これを学習につないだり、生活につないだり、自由に扱うことができるのです。
子どもを育てる機会は、一杯あります。授業だけではありません。日々の言葉かけの営みが子どもを育てるのです。
子どもが自信をもって、生きていくそんな未来を築くためにも、もっと子どもたちに言葉をかけてほしいと思います。
「あなたは素敵だよ。」
「すごいね。」
「できる。」「できる。」
「あなたなら、だいじょうぶ。」
自信につながる言葉をたくさんあびせてあげたいと思います。-
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