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from: 岐阜のすーさん
2011年07月22日 06時00分07秒
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夏休みの過ごし方
いよいよ夏休みが始まりました。
子どもたちに長い夏休みだからこそできることに挑戦しましょうときっと伝えてきた思います。
これは、教師である私たちでも同じことが言えます。
夏休みの過ごし方をどのように考えているかによって、かなり2学期からの取り組みが変わってきます。
今までの生活では、大きく3つに分けて、前半は、1学期を振り返る機会、中盤は、リラックスタイム、後半は、2学期への準備と考えて過ごして来ました。
ですから、年休は、中盤に多く取り、旅費の高い時期に旅行などにもよく出かけていました。
ここ最近では、この形が崩れています。
旅行などに使う費用がなくなり、自己啓発に使う費用が増えてきました。
夏休みには、自己啓発の日程に合わせた休みの取り方や仕事の進め方に変わってきました。
することではなく、あり方を見つめ直す機会になっているのです。
当然しなければならないことがあります。それはしますが、それをするだけだと、こなす仕事になってしまいます。
自分のあり方を見つめていると、こなす仕事が変わってきます。どのように仕事をすると自分らしくなるのだろうかとちょっと色を付けることができます。
そして、その色をつけようとすると、仕事の仕方が変わってきます。
発想も豊かになります。すべきことに対して自分なりの意味づけをするため、その仕事に対するエネルギーが高まってきます。やり甲斐も出てきます。
夏休みが早く終わってほしいと思ったり、早く実践したいという気持ちにもなります。
新たな挑戦者としての自分を築くのです。
過去に起きたことは、起きたこととしてとらえ、何が学べたのかという視点から見直すことはありますが、自分を責める材料にはしません。
それより大事なのは明日からの自分です。前を向いて進むことの方が大切です。そのための今を築くのです。
過去の体験は、今を生きる基盤になります。ですから、学んだことを生かそうとする今の自分があれば、過去は過去とすることができます。
私たちは常に時間と共に生きています。その時間をどのように見るかは、私たち自身のあり方で変わってくるのです。
今の自分にできることしか、できることはありません。いくら未来を考えてもすることは、今です。今をどう生きるかが重要なのです。
夏休みの長い時間、今まで以上に深く自分を見つめられる機会はありません。
・子どもと一緒にいる時以上に冷静に子どもたちとの関係を見つめることができます。
・刺激が少ないため、様々な発想から考えることができます。
・費やした時間をちょっと離れた所から見ることができます。
・作り上げた過程をたどることができます。
多くの時間が過去を振り返る時間になります。これは、学び・気づきとなるからです。
新しいことを注入したくなりますが、これは、できる限り少なくし、深く理解して取り入れた方がいいでしょう。
小手先の方法だけ取り入れると必ずほころびができます。深く理解することで、自分なりの応用を利かせることができます。そのための時間は長い夏休みですから、十分あります。
あれもこれもだめだからなどと間口を広げてしまうとつぶれてしまいます。長い教員人生ですから、慌てないで一つずつ身につければよいのです。
自分が今もっている力を十分に発揮する方が、新しいことに挑戦することよりもはるかに効果的です。迷いや不安があって、自分の力が十分生かし切れていないからよい結果がでないと考えた方がよいでしょう。
新しいことを取り入れることは、自分を否定することになっていないでしょうか。
今の自分を補完するための新しい挑戦でないと本当に自分のものにはなりません。
ここをよく見極めて取り組まないと不安の解消にはなりません。
自分を見つめるということは、今もっている役立つリソースに気づく機会でもあります。それは、自分の夢を実現するための機会です。
長い夏休みです。体調には十分気を付けて取り組みたいものです。-
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