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from: 岐阜のすーさん 2011/12/12 05:14:35 icon 支えになるのは多くの場合、私たちは、指導によって子どもの言動が変化したとき、指導の成果があったと考えます。 
 しかし、これだけでは本当に成果としてとらえてよいかは、わかりません。
 私たちの指導が子どもにとって心地よいものであれば、進んでしますが、そうでなければ、我慢しているだけになります。
 教師の前では、いい姿を示していても、いないところで姿が変わるという姿は、指導の成果としては不十分だと言えます。
 指導が十分でないとすると何が足りないのでしょう。
 これは、わかっているけれどできないという状態にあると考えることができます。
 
 この状況では、まだまだ、刺激が少ないということになります。
 刺激を多くするためにはどう考えたらよいのでしょう。
 1,教師以外にも刺激をする人が必要だと考えることができます。
 2,感情が動くまでの指導に至っていないと考えることができます。
 3,指導されたことを意識する機会が少ないと考えることができます。
 1の場合
 教師の指導が一人よがりになっていて、誰にでも受け入れられる指導の内容かどうか見直す必要があります。誰にでも受け入れられる指導ならば、子どもを見守るように依頼することができます。依頼する相手は、子どもと関わる友達であったり、家族であったり、同僚であったりします。
 学級独自の約束などは、他の場合に通用しなくなります。しかし、学級独自の約束が広く一般に通用するという立場をとって指導することで、支援者が増えることになります。
 2の場合
 私たち人間は感情で動きます。子どもの言動が変化したとき、感情に届くように承認したり、感情が動いたかどうかを確認したりすると変化がどの程度なのかつかむことができます。
 承認されて嬉しいと感じる子どもであれば、教師の指導を前向きに受け止めることができます。もちろん承認するのが教師だけであれば、教師の前だけになるため、仲間からの承認も大切になります。
 また、「どんな気持ちなのか。」を尋ねることで、子どもの感情がどのように動いているのかをつかむことができます。教師が受け入れられる感情になっていれば、子どもの言動を支える感情になっていると考えることができます。
 3の場合
 子ども自身が指導されたことを意識する機会が少なければ、なかなか身に付きません。これには、子ども自身が振り返りをする機会を増やしたり、意識できる場面を増やしたりする必要があります。
 目に触れる機会を増やすという意味では、掲示物などの環境が大きく影響を与えます。教師が意識できる場面を子どもの周りにどの程度作っているかが重要になります。
 耳から入る情報だけでなく、五感を通して子どもたちは情報を得ています。その五感に刺激をする多くの情報を子どもの周りに用意することで、刺激が増え自分を見つめる機会が増えます。
 反省を記録したり、話し合わせたりするのもその刺激の一つになります。
 子どもの姿が変化したと思って指導の手を緩めてしまうと、指導の機会が減ってしまいます。
 教師の手を離れても自らの力で歩めるまでの支えが必要になります。その支えは、感情が動く所まで見届ける必要があると思います。
 決して動かないからと言って力で押さえても、子どもは変わりません。
 腑に落ちていなければ、必ず反動があります。
 私たちの指導は、子どもたちが生きていく上で必要だと思っているものです。決して一人よがりの指導には、ならないよう気を付けたいものです。多くの人から支援してもらえる指導に心がけたいものです。- 
  
  
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