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from: 岐阜のすーさん
2012年08月13日 06時26分36秒
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地域人としての顔
私たちはいろいろな顔をもっています。学校では教師としての自分、家庭では家族の一員としての顔、そして、地域の一人としての顔があります。
職場と家庭との往復で一日が終わるという教師も多いと思います。
趣味があれば、そのつながりがあり、その顔ができます。
いくつかある顔の中で、一番薄いのは、地域の顔ではないでしょうか。
教師は、長年の経験を経て、自分では気づかないことが多いと思いますが、集団をまとめたり、新しい事を生み出したり、集団の前に立って話をしたりすることができます。
これは、地域にとっても大事な財産だと思います。
東北大震災の折に、教員が活躍できるのは、単に避難所が学校だったというだけではないと思います。
地域の組織が動くまでの組織を維持する時に、大いに教員として培った力が役に立ったのではないかと思います。
地域の教育力の低下が叫ばれている現在、このような教師の力は、学校だけに留めておくのはもったいないと思っています。
よく職場の地域を大事にしましょうと言われますが、それよりももっと大事にしなければならないのが、自分が今暮らしている地域の人々とのつながりだと思います。
教師が地域に根付けば、必ず地域の教育力は上がるはずです。
それをうまく活かしていないのが今の地域ではないでしょうか。
私たちが自分の暮らす地域にもっと積極的に関わることで、人間関係を築き、信頼を生み、地域の力となっていくのだと思います。
今の時代、教師は風当たりが強く、なかなかよい評価を得ていないため、なかなか地域に入りづらいという面もありますが、ここは人柄です。
私たちの教師としての誇りや自信は必ず役に立ちます。
地域から求められる人材となることが教員を終えてからの人生にも大きな影響を与えるものだと信じています。
これは、私がかつて教職を離れて月曜休みを体験したときの思いからです。
今住んでいる場所は、生まれた場所とは異なっているため、幼なじみの友達などはいないのです。全く知らない方ばかりの地域の中で生きているのです。
月曜日に近所を歩いても、知らない人ばかりでした。定年後の生活もこのようだったら・・・と思うと寂しくて仕方がありませんでした。
そこで、地域の水防団に入ったり、自治会の役員をしたりしながら、地域の人々とつながりを作りました。
今では、挨拶を交わせる関係になりました。
小さな子どもからも、「ラジオ体操のおじさん」と声をかけてくれます。
地域に生きているんだという実感があります。-
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