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from: 岐阜のすーさん
2012年09月03日 04時16分19秒
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生活リズムを取り戻す
いよいよ2学期が始まります。この時期は、新学期に向けて新たな目標を立てて頑張ろうという前向きな気持ちをもって歩み出す子が多くなります。
節目を作ることは、気持ちを切り替える上でとても大切な機会になります。
しかし、その気持ちとは別に、夏休みに身につけた家庭生活のリズムを学校生活のリズムに変えられない子もいます。
体で身につけたものの方が影響が大きいため、頭でわかっていても体が言うことをきかないということになります。
こんな時に一番大切にしたいのが時間です。
家庭生活と学校生活の一番大きな違いは、時間の使い方になります。
その時間の使い方がうまくできるようにすることが生活のリズムを変えるためにとても大事になります。
したいことには時間をかけ、しなければならないことには、なかなか時間をかけられません。
時間に意味をもたせることで、その取り組みがかわります。
ただ、○○の時間だというようなことではなく、この時間は、あなたにとってとても大切な意味ある時間だというように、意味づけをします。
例えば、
・運動会の練習を確保するためには、この時間を充実させる必要がある。
・仲間作りができる大切な時間だ。
・願いを達成するためにしなければならない重要な時間だ。
などと時間に意味をもたせることになります。
自分にとって大切な時間だと考えられるという見方を変えることで、子どもは新たな挑戦の機会ととらえることができます。
これが、行動を変えることになります。
1学期の流れをそのまま引き継ぐ程度の感覚では、なかなか元のようにはならない子どもにとって新鮮な取り組みに見えます。ここがポイントです。
これがやる気につながります。
みんなもそう思っているなら、自分も頑張ろう。
そんな意味があるのか、それなら頑張ろう。
仲間の支えや新たな気づきが自分の慣れ親しんだ家庭での生活リズムに終止符をうってくれます。
この時に大切にするのが、2学期に向けての目標になります。
あなたが目指すことの助けになる時間だとい認識をするためには、目指すことが必要になります。それが、目標です。
ですから、最初に子ども一人ひとりに2学期の目標を尋ねることになります。
この目標も個によってかなり、達成できるまでの時間の違いがあります。
短時間で解決できる目標もあれば、2学期をすべてかけなければならない長期の目標もあります。
ここでは、長期の目標にすることで目標がやや抽象的で実感が沸きにくいものを取り上げます。
それを具体的にするという過程を作ります。
ここに時間の使い方が役立ちます。一つ一つの活動時間に意味づけをし、それぞれの活動が充実するように新たな目標を設定することになります。
この時点では、大きな目標よりも具体的になってきます。それが意味づけをする時に役立ちます。
特に2学期には、いろいろな行事が組まれていることがありますから、それとうまく絡めながら、意味づけをします。
2学期の学級の様々な活動に関連性をもたせることで、一つ一つの活動を充実しなければならないという必然性が生まれます。
そして、1つの活動の取り組みの重要度が高まります。
みんなで支え合って、やり切ろうとする姿勢を作り出すことで、仲間と一緒なら頑張ろうという気持ちも生まれてきます。
活動をこなすだけでなく、このような関連づけをすることで時間の使い方を変えるという方向に意識が向いていきます。
1学期の延長ではありません。新たな出発になります。
気持ちを切り替えるということは、この新たな気持ちを作り出すことになります。教師の姿勢が、子どもの意識を変えることになります。
2学期に向けて、何かに挑戦する自分でいたいと思います。-
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