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from: 岐阜のすーさん
2012年10月02日 06時41分24秒
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特別に支援を要する子
特別に支援を要する子が増えている。一人の教師ではなかなか対応できず、複数の教師で支えなければならない状況になっているのが現状です。
ここで陥りやすいのが、それぞれの教師が役割分担をしてしまうことです。
本来、特別に支援を要する子がいても、その子を含めて一つの学級の仲間だということが前提のはずが、複数で関わることによって、その前提が崩れてしまうことになっている場合があります。
特別に支援を要する子に担当を付けることで、全体を見るはずの担任が、その子への配慮が薄れ、担当者に任せっきりになってしまうのです。
担任として、特別に支援を要する子の事を考えなければ、その分負担が少なくなり、活動も進めやすくなります。
それをすることで益々特別に支援を要する子との距離が遠のいていきます。
活動も次第に異なるものになってしまいます。
これは決して、特別に支援を要する子のためにもなりません。また、担任としてもプラスになるものではありません。
担任は、常に全体を眺め、全体への指導に心がけ、至らない場面で支えてもらうという姿勢が必要になります。
特別に支援を要する子が学級で活躍する場面を作ることで、存在感を増し、その子なりの頑張りを学級の仲間が認め合うという姿が現れます。
その子の頑張りに刺激を受けて、一緒に頑張ろうとする仲間も増えてくるはずです。
常に特別に支援を要する子に特別な支援をすることではなく、常にみんなと一緒にいることがその子の幸せにつながるように配慮することが学級みんなの幸せにつながることになります。
特別を作らないで、常にみんな一緒だという強い信念があれば、全体を指導する場合でも、その子の存在を意識し、指導の手だてを丁寧に行うことができます。
例えば、言葉だけで指示していることがあれば、具体物を手にして指示したり、わかりやすい掲示を用いて指示をしたいりすることにもなります。
段取りも丁寧に一つ一つ理解したことを確かめてすることにもなります。
つまり、特別に支援を要する子がいるおかげで、自分の指導技術が向上するチャンスをもらっているということです。
自分の思い通りにしたいと思うのが、私たちです。
しかし、そうならないのが現実です。
その現実に合わせるために、自分の至らない力を伸ばす機会を自ら作り上げるしかありません。
特別に支援を要する子が身近にいれば、それは自らの力を伸ばす機会が与えられたと考えたいと思います。
どうか、特別に扱うことなく、一緒の仲間として受け入れられる自分を作っていただけないでしょうか。-
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