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from: 岐阜のすーさん
2015年04月27日 05時30分10秒
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2つの生き方
物事にポジティブに立ち向かう人とネガティブに対応する人がいます。そして、断然ポジティブに生きた方がよいと考えている人の方が多いようです。でも、ネガティブに生きている人の方が多いのが現実です。
今の時代、そのように生きざるを得ないのかもしれません。
変化の激しいこの時代、夢をもって生きるというよりも、変化についていくために、その変化に振り回されて生きていくことが多いように思います。
また、東大震災以降、危機管理が強く叫ばれ、安心・安全のために多くのエネルギーを費やしています。常に不安が前提にあるので、不安が消えない限り、この安心・安全をいつまでも追い続けることになります。きりがありません。
相手は自然です。その自然に勝てるはずはありません。どこかで、自然のすごさに敬意を払い、勝てない人間の弱さを自覚し、諦めるしかありません。
この踏ん切りができると、安心・安全がある程度保障されれば、今のままでよしとすることができます。
不安で満たされている現実の社会では、どうしてもネガティブに生きることが多くなります。
時代が今の私たちに大きな影響を与えています。
この安心・安全を手放した時に、初めて自由に夢をもつことができます。
夢は、現実とは異なるため、変化しなければなりません。
でも、変化したいけど、変化したくないというのが人間です。
ネガティブな生き方とポジティブな生き方の分かれ道は、この変化との関わりがあります。
安心・安全を求める人は、変化を嫌います。保守的なものの考え方をして今を守ろうとします。
変化を好む人は、革新的な考え方をし、変化を楽しもうとします。
ただし、変化を好む人の中にも2種類の考え方があります。
「できないから、何とかできるようにしよう。」という人と「できるから、もっとできるようにしよう。」という人です。
つまり、物事を始める前提となる考え方が、自己否定なのか、それとも自己肯定なのかということです。
自己否定をしている人は、前述の安心・安全の話と同様に、常に不安を抱えていることになります。
そのため、留まることがありません。これもある意味辛い生き方になります。
自己肯定ではあれば、物事に対して、今の自分はOKですから、「してもOK」、「しなくてもOK」ということになります。ですから、いつでも留まることができます。
これならば、ストレスをためることがなく、楽に生きられます。
子どもに変化を求めることの多いのが、私たちの仕事です。
「今のあなたではだめだから、次を目指しましょう。」と自己否定を前提とした支えるのではなく、「今のあなたでいいから、さらにそのよさを磨くために、次を目指しましょう。」と自己肯定の立場から、支えたいと思います。
学級作りが始まった今だからこそ、自分の生き方を見つめてみたいと思います。
ただし、忘れてはならないのが、安心・安全が前提だということです。子どもにとっての安心・安全は、担任と子どもとの信頼関係になります。子どもに安心・安全を提供できる自分であることが前提になります。-
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