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from: 岐阜のすーさん
2015年05月07日 05時54分28秒
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子どもとうまくコミュニケーションを取りたい
私たちは、健全な子どもを育てようと日々努力しています。それは、投げかける言葉や行動として子どもの刺激になっています。
子どもが素直に反応すれば、心地よくなりますが、そうでないときは、イライラしたり、腹が立ったり、ストレスを抱えることになります。ストレスが溜るとなかなか冷静に判断することはできません。
子育てで一番大事にしなければならないことは、この冷静さだと思います。
子どもと冷静に向き合っている時とそうでない時の対応を客観的に自分を観察してみると明らかです。何とか冷静に子どもと対応したいと思われるでしょう。
なかなかそれができないのが、私たち人間です。逆に、感情があるから、自分らしさが出るということも考えられます。
少しでも冷静に対応したいと思った時のヒントとなるのが、「言葉の理解」です。
私たち大人と子どもでは、語彙の量がかなり違います。また、1つの言葉であっても豊かさが違います。これは体験・経験の量によるものです。
ですから、同じ言葉を使っていても、全く違っていると考えた方がよいでしょう。
対等にするには、子どもが発する言葉の至らない部分を補ったり、言葉の裏を読み取ったりしなければなりません。
これを怠ると、子どもの発する言葉を「自分の理解している言葉」と同一のものとして脳が受け取り、自動的に反応してしまいます。
例えば「お母さんは嫌いだ。」と言われたとしても、受け取った「嫌い」だけをそのまま受け取ると「私がこれだけ愛しているのに。」「これだけあなたの事を考えてやっているのに。」と愚痴が出ます。そして、子どもに対する嫌な感情が湧き上がってきます。
でも、「嫌い」の前に、「~する時のお母さんは、」「私に無理な要求をするお母さんは、」「2,3度言っただけではできないなのに~」「もっと愛してもらいたいと思っている私なのに~」「私の気持ちを考えてくれていないにも関わらず」などと言葉を補うことができたら、嫌な感情は湧き上がることはありません。少し立ち止まることができます。また、嫌いでないはずの子どもに、「嫌い」と言わせた理由は何だろうと考え、その理由を探ろうと背景を察することができたら、「嫌い」に反応することはありません。
幼い子どもです。対等に話をするには、幼すぎます。コミュニケーションの能力を高めるためにも、「補う」「察する」という構えを大事にすると、言葉のやりとりはゴツゴツしますが、子どもとのコミュニケーションが、今まで以上にスムーズに進むはずです。
子どもは、いつも「ねえ、おかあさん。私のことをわかって!」と一生懸命に訴えてます。
「時間がないから」、「その事ばかりしていられないから」などと目を子どもから逸らすことなく、きちんと向き合うだけで、子どもは安心します。
できないときには、「ごめんね。」の一言があると救われます。-
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