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from: 岐阜のすーさん
2016年01月27日 04時37分05秒
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今できること
もうすぐ2月です。学級経営の仕上げの時期になります。
この1年間に子どもたちと関わり、子どもたちにどんな力をつけたのだろうと振り返り、次年度の準備を始める重要な時期でもあります。
「わかること」と「できること」とは異なります。
わかったからと言ってできることにはなりません。
子どもの力になっていれば、子どもは、自ら考えて、判断し、行動することができます。
子どもに力をつけたかどうかを知るためには、4月当初と今とを比べて、教師がいなくてもできるようになったことはどんなことなのかを探ることになります。
例えば、
始業時刻になったらすぐに学習を始める子どもになっているだろうか。
人の話を最後まで聞く子どもになっているだろうか。
忘れ物をしないように準備ができる子どもになっているだろうか。
など、活動場面に見られる子どもの姿を比べてみます。
大きく変化した取組もあれば、そうでない取組もあるはずです。
残り2か月で、変化させようと力を注いでも、大きく変化することはなかなか望めません。
子どもを変化させるというよりも、変化させた自分の力量を見つめ直す機会ととらえた方がよいでしょう。
これまでに大きく変化させたことは、担任として力を注いだ事になります。それは、今の自分の力量だと判断する材料になります。
どのように取り組んできたのかを振り返ります。そこで、どんな知恵や武器を使ったのかを見直してみます。すると、「うまく変化させるコツ」が見つかるはずです。これが、今の自分の力量になります。
これからの2か月の中で、「うまく変化させるコツ」を生かしながら、まだ十分変化させることができなかったことに生かしてみます。
これが自分の力量を高める近道になります。
成果を得るには、それなりの時間が必要になります。
今が、そのチャンスです。これから1ヶ月を子どもたちに新たな視点で力をつける機会とします。
子どもたちには、「今年度も残り少なくなったね。何か1つ挑戦して、できるようにして、今年度を締めくくろう。」と話し、新たな視点で力をつけるよう促します。そして、あなたのうまく変化させるコツを利用できないか考えながら、子どもと一緒に取組ます。
もし、この1ヶ月で変化がみられるようならば、担任としての力量がアップしたことになります。
さらなる子どもの変化は、教師の変化から生まれます。
子どもを変えることよりも、自分自身の変化を作り出すことに力を注ぐことになります。
結果として、子どもが変化すれば、ありがたい話です。
残り2か月を有意義に過ごすためにも、新たな挑戦に心がけたいものです。
そして、充実した締めくくりになるように子どもと一緒に歩んで行きましょう。-
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