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from: 岐阜のすーさん
2016年09月03日 06時01分59秒
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2学期の過ごし方
夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。学校生活のリズムを取り戻し、充実した2学期になるように準備をしたいと思います。
2学期は、1年のうちで一番長い学期です。
1学期や3学期と異なる点を挙げてみます。
①今の学級集団に慣れているため、自分らしさを発揮しやすい。
②長い時間をかけて達成できる目標を設定することができる。
③行事が多くなり、集団の質を高めるための役割を担う機会が多い。
このことからわかるように2学期は、お子様の能力を伸ばすよい機会と考えることができます。
<自分らしさを発揮する>
お子様のよさを生かすために、日頃の会話によさを褒める機会を増やしましょう。
・行動や考えのよさに自信をもつ言葉かけをする。
「あなたのしている事は、すごいね。」
「あなたの考えている事は、素晴らしいね。」
・気になる所は、否定するのではなく、可能性をもっていることに気づく言葉かけをする。
「力があるのに、十分に力を発揮していない。」
「本当は、価値があることを知っているのに、逃げているだけ。」
<高い目標に向かう>
現実に振り回されるのが子どもです。現実から少し離れて、少し先を見据えて方向性を示すことができるのは育てる側です。目標が高くなると、子どもは、楽な方向に逃げたり、辛い事を避けたりします。能力を十分に伸ばすために、逃げたり、避けたり、誤魔化したりする姿があった時の言葉かけが重要です。
「逃げないで!必ずできるようになるから。」
「気持ちはわかるけど、ごまかさないで!」
「避けたい気持ちはわかるけど、乗り越える力をもっているから大丈夫。我慢して。」
<役割を自覚する>
集団の中で十分に力を発揮するためには、与えられた役割を十分に理解することが必要になります。その役割の意味や価値をきちんと教える事が必要です。「やりなさい。」という行動レベルの話よりも、意味や価値に気づいた方が自ら考えてよい動きを作りだす事が出来ます。意味や価値に気づく言葉かけが重要です。
「あなたがしていることには、こんなねうちがあるから、やり切ることができたらすごい。」
「あなただから任されている。あなたらしくできることが素晴らしい。」
「あなたは大事にされている。ありがたいことだ。」
お子様が、どんな行動を取ろうとも、言葉かけ次第でお子様の育ち具合が変わります。
なぜならば、育てる側の無意識がそのままお子様に伝わるからです。言葉かけを変えることは、育てる側の無意識に働きかけることになります。
お子様のよさと可能性を信じることが、言葉や態度になって現れます。否定することは、可能性を信じていないというメッセージがお子様に伝わります。
ですから、これらの言葉かけを意識することから始めていただけるとよいかと思います。お子様のために役立てていただけると幸いです。
インパクトと繰り返しによって、無意識をコントロールすることができます。是非ご利用ください。-
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