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from: 岐阜のすーさん
2008年10月31日 02時42分24秒
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強い人
「強い人になりたい。」と思ったことはないだろうか。昔は、大木のようにしっかり根を張り、嵐が来てもびくともしない姿に強さを感じた。しかし、今は、柳のよう
「強い人になりたい。」と思ったことはないだろうか。昔は、大木のようにしっかり根を張り、嵐が来てもびくともしない姿に強さを感じた。しかし、今は、柳のように嵐がきたら風にあおられながらも、もとに戻るしなやかさをもっている姿に強さを感じている。
どちらも嵐に耐えうる強靱さをもっている。違いは、嵐を受け入れるか受け入れないかように思う。私たちが願う生きるたくましさとは、どんな強さを求めているのだろう?
社会の変化に適応しながらも粘り強く生きていく力だとすれば、それは柳のような強さなのかもしれない。
批判からは柳のような強さは生まれない。まず、受け入れて初めて自分の力が試される。
育てる側が考えている子育ても、授業も、学級経営もすべて同じように見えてくる。一方的にこちらの願いを押しつけ、子どもの意見を無視したり、跳ね返したりしていく姿は大木の強さに見えてくる。子どもを受け入れ、何とかそれを生かそうとする姿は柳のような強さが見えてくる。嵐に振り回されて自分を見失いそうになっても、必ず戻ってくるしなやかさは育てる側としてもっていたい力だ。まして、力尽くで押しつけることはしたくない。それは育てる力がないことを自ら示しているようなものだ。
最近は、子どもだけでなく、保護者からもいろいろな意見が飛び込んでくる。まずは、教師自身が変化に対応しながらも粘り強く生きていく力を身に付ける必要がありそうだ。-
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from: 岐阜のすーさん
2008年10月30日 05時19分19秒
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共に生きる
人の嫌なところ、汚いことなどに触れてほしいと思っている人は少ない。まして、それを見せたいという人はいないだろう。できれば、避けたいし、そんな所を見つけ
人の嫌なところ、汚いことなどに触れてほしいと思っている人は少ない。まして、それを見せたいという人はいないだろう。できれば、避けたいし、そんな所を見つけると、軽蔑されたり、非難されたり、排斥されたりすると思い、隠そうとする。しかし、これが自分のことではなく、他人となると違う。面白くうわさ話のように扱う人を見かける。また、面白いネタだと言って記事にして儲ける人もいる。そんな姿を見ると心が痛む。
もし、隠したいと思っていることを見つけられたとき、「それでも、あなたは友だちだ。」と言われたらどれほど嬉しいだろう。また、自分に負い目があっても「それでもあなたは大事な人だ。」と言われたら、どれほど安心できるだろう。
暴力を振るわれながらも、逃げることなく注意する子、怪我をさせられても仲直りをしていつものように遊べる子など嬉しい子どもの姿がある。質問すると「だって、友だちだから。」と返事がくる。
「そんな暴力を振るう子の傍にうちの子をおいて欲しくない。」とか、「粗暴な子は排斥して欲しい。」などと平気で言う保護者もいる。これは、今の世の中にミスを許さない風土があるためだろうか。とても生きづらくなっている。
完璧な人間などいない。至らない所を補い、助け合いながら一緒に生きていきたい。-
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from: 岐阜のすーさん
2008年10月29日 06時28分37秒
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意識の流れ
教師が一方的に進める授業では、子どもの力を十分伸ばすことはできないから、授業は、子どもの意識の流れに沿って組み立てられなければならない。だからと言って
教師が一方的に進める授業では、子どもの力を十分伸ばすことはできないから、授業は、子どもの意識の流れに沿って組み立てられなければならない。だからと言って、発表する子だけの意見で授業が流れている授業でもない。現実一斉授業では、発表していない子の方が発表した子より多くいる。しかし、発表していない子が悪いというわけではない。これは、発表していない子を授業の流れに乗せない教師側の問題だ。
1時間中、子ども一人一人が考え続ける授業にしたいのだ。子ども一人一人の考えを子どもの意識としてとらえ、生かす授業を考えるとき、ここでは「一人一人」がポイントとなる。
全員が同じ考えをもつことはない。それをどのように生かすかということだ。ここに丁寧さが生まれてくる。全員が同じでないと言っても課題が決まっている以上、それほど多くの考えが出てくるものでもない。似ていることや言葉足らずで不足していることなどがあり、違って見えることも多い。
そこで、大切なのが教師の整理や確認。子どもの発言をもとに、子どもたちの考えをまとめ、「これでいいかな?」と整理し、子どもたち全員に確認をとる。この確認の取り方が授業の丁寧さになり、子ども一人一人がわかる授業につながる。そして、これが教師の教材研究の深さを問うことにもなる。
<子どもたちの意識を確認するために>
どの子も逃さないという強い構えをもつことが重要。
・必ず意思表示させる。(同意の合図→返事をする、挙手する等)
・確認したことを話させる。(隣の子同士確認させ、同じならばOK)
・記録させる。(課題を書く、わかったことをまとめる等の机間指導)
<いつ確認するか>
キメの細かさはこれで決まる。
・最低3回(課題把握、課題追求、成果の確認)は必要。
・一人一人の発言についての確認・・・オウム返しではない。
(もう一度話してご覧、同じ違うの合図で、わかった?)
・文節毎の確認
(ここまでを整理すると、みんなの考えはこれだけかな、他の子は)
オウム返しは、発言した子どもを教師が認めているということを示していることや教師のわかってほしいという願いを伝えていることにはなるが、子どもの理解を助けることにはならない。わかっている子にはわかるがわからないこにはわからない。子どもが自分の力で自分の論理で話すことができて、初めて「わかった。」と言える。だから、子ども自身に問う必要がある。「あなたはそれでいいの?」「本当にわかったの?」という問い返しをしながら、子どもに迫らなければ子どもは本気で考えない。わかろうと本気で取り組ませるために確認をするのだ。どの子もその気になったときに子どもの意識の流れにそった授業が見えてくる。-
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from: 岐阜のすーさん
2008年10月28日 06時30分53秒
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負を受け入れる
自分にとって嫌なことは、なかなか受け入れられないことがある。それでも受け入れなければならないことならば、我慢をして受け入れる。しかし、我慢をすると必ず
自分にとって嫌なことは、なかなか受け入れられないことがある。それでも受け入れなければならないことならば、我慢をして受け入れる。しかし、我慢をすると必ず反動が出る。
「本当は受け入れたくなかったんだ。」「仕方なしにやったからこの程度だろう。」と受け入れてしたことの質の低さとなって現れたり、相手との関係がぎくしゃくしたりしたりすることになってくる。
我慢ではなく、自分にとって何かプラスになることはないだろうかと探ると必ず見えてくる。「何故、私なのだろう。」「どういう意味があるのだろう。」「このことの肯定的な意図は何だろう。」などと自問自答する。なかなかすぐには受け入れられないこともあるが、この前向きさがあれば、嫌なことではなくなってくる。時々、受け入れた後に新たな発見があるのもそのためだ。
・「ありがとう。本当に助かったよ。」と、相手がこちらが思う以上に喜んでくれた。
・やったあとに思った以上の充実感があった。
・関わった人との人間関係が今まで以上に深まった。
・やったことへの評価が他に波及して、新たな信頼関係が生まれた。
どこで、どのようになるかを想定したわけではないが、そんな結果を招くことがある。
嫌だという感情は、今の自分の状態が作り出していることに過ぎない。今の自分から少し離れて、未来を見る自分に置き換えると嫌だと思う気持ちは離れていく。そして、素敵な行動する自分になっている。イメージを膨らませ、可能な限り素敵な自分でいよう。-
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from: 岐阜のすーさん
2008年10月27日 08時58分24秒
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目標の大きさ
子どもたちに目標をもたせて生活させることは、自ら考えて、判断して生きていく上でとても重要なことだ。しかし、子どもの発達を考えてどの程度の目標をもたせる
子どもたちに目標をもたせて生活させることは、自ら考えて、判断して生きていく上でとても重要なことだ。しかし、子どもの発達を考えてどの程度の目標をもたせることが実現可能なのか十分見極めてたい。
目の前のことしか見えない子どもに1週間や1ヶ月を見通して生活することは無理である。目標の大きさによって実現までの時間が大きく左右される。
そこで、短い時間で達成できる目標(小さな目標)をもって生活することを繰り返しながら少しずつ長い時間で達成できる目標(大きな目標)をもった生活に慣れさせていく。
○1時間の目標
(1回は発表をする。友だちの話を最後まで聞く。よい姿勢で勉強する。等)
○1日の目標
(友だちと仲良く遊ぶ、係の仕事をする。集合時刻を守る。休み時間に準備する。等)
○1週間の目標
(九九を言えるようにする。漢字を書けるようにする。丁寧な字で書けるようにする。等)
○1ヶ月の目標
(時間を大事に使う。整理整頓ができるようにする。計画通りに生活できるようにする。等)
○1学期間の目標
(友だちに優しくできるようにする。積極的に話せる自分にする。等)
これらの目標をすべてもって生活するということではない。目標を達成するための行動は一度に1つしかできない。だから、たくさんの目標を作るのではなく、1つの目標を実現させるためにどのような行動をするのかと考えて取り組ませたい。つまり、
・1時間の目標ならば、1時間の中で何をするのかを決める。
・1日の目標ならば、1時間1時間に何をするのかを決める。
・1週間の目標ならば、1週間の目標を1つにして、1日毎に何をするのか、そして、1時間毎に何をするのかを決める。
・1ヶ月の目標ならば、1ヶ月の目標を1つにして、1週間毎に何をするのか、そして、1日毎に何をするのか、そして、1時間毎に何をするのかを決める。
このように目標を1つにし、そのために何をするのかを期間の長さに応じて決めていく。そして、目標と目標達成のための行動を決めて実現できれば、それが目標達成することの自信につながる。小さな目標1つ1つの目標の実現が大きな目標の実現につながっていくのである。いきなり大きな目標を設定しても小さな目標達成ができなければ、大きな目標を達成することはない。
与えられた目標ではなく、自ら考えた目標は自分にとって必要な目標だから、目標達成への意欲も高い。だからこそ、自分で目標を決めて、毎日の生活を送らせたい。
(※学校生活でいくつかの目標を設定するが、意識できるのは、その時々に振り返った時が多い。複数の目標を意識して生活することはない。また、長期になればなるほど忘れることが多くなる。メモや掲示などは忘れないためには有効になるのはそのためだ。)
実現したい目標を書かせたときにどの程度の大きさの目標を作るのかを探ると子どもの実態を知ることになる。
(ちなみに私の実践では、高学年でようやく「自分の性格を直したい。」という目標を設定する子どもが現れた。)-
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2008年10月26日 06時24分17秒
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叩かれて育つ
友だちに暴力を振るうことの多い子どもの保護者と面談。保護者自身がたたかれて育ってきたこともあり、教師へのイメージも尊敬ではなく、力強く恐い先生のイメー
友だちに暴力を振るうことの多い子どもの保護者と面談。保護者自身がたたかれて育ってきたこともあり、教師へのイメージも尊敬ではなく、力強く恐い先生のイメージが強い。だから、今の教師は生ぬるいと話す。我が子が暴力を振るうのは、それを押さえるだけの力がないからだという論理である。
力で押さえることが、本当に暴力を振るう子どもの抑止力になるのだろうか。教師の前だけ暴力を振るわない子どもでは困る。いつも暴力を振るわない子になって欲しい。そのためには、自分の中に暴力を許さない気持ちが芽生えない限り、抑止力にはならない。
暴力を振るっていないと話す保護者。躾る時に力で押さえているが、これは暴力ではないと思っている。ここにズレがある。なかなかこの意識を変えることは難しい。暴力は許さないことには、同意ができた。
今後、子どもから家庭での暴力の話が出るかどうかを見守りながら、学校からは、子どもの努力を報告することを約束した。これからが本当の勝負だ。とても長い道のりになりそうだ。-
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2008年10月25日 05時49分18秒
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沈黙
質問した後の沈黙は、いやな時間だと思う教師は多い。不安を感じ、「何かしなくては。」と考え、次の手を打とうとする。しかし、この沈黙は質問した側だけでなく
質問した後の沈黙は、いやな時間だと思う教師は多い。不安を感じ、「何かしなくては。」と考え、次の手を打とうとする。しかし、この沈黙は質問した側だけでなく、質問された側も同じようにいやな時間なのだ。「何とかしなくては。」と頭をフル回転させながら、必死で答えを見つけようと考えている時間である。答えがでないまま、新たな質問や視点を変えた質問が出されると混乱してしまう。
ここはじっと我慢をし、何か子どもから出てこないか待つことが大事。
スケジュール通りに進めたいという教師側の思いが強いと安易に教師が自分で回答してしまう。これでは、子どもは知るだけで考えていない。自分で考えて出した回答ならば、強い印象として記憶に残るが、単に教えてもらった程度の回答ならば、印象も薄い。これでは、十分な学習の成果が上がらない。
自ら考え、判断することの面白さは、ここにある。つまり、沈黙の時間は、自ら考えている時間だ。この時間を大事にしたい。こんなときは、一緒に答えを考える時間にする。
「困ったなあ。どうしよう。」「前に勉強したことはヒントにならないだろうか。」「似たことはないだろうか。」等と回答を探すため窓を広げてみる。つぶやきを拾って、「そうか。」「それもいいかもしれないな。」「よく、そんなことが考えられるなあ。」などと一緒になってつぶやいてみる。先生に頼れないから何とかしなくてはと思わせるところに面白さがある。こんな取り組みをしていると沈黙はその子らしさを発見できる素晴らしい時間となる。-
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2008年10月24日 05時40分29秒
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見えないものを見る
子どもたちはいろいろな行動をする。そして、その行動を私たち教師の色眼鏡でその価値を決めている。「それは素晴らしい行動だ。」「そうだ。それは、ねうちがあ
子どもたちはいろいろな行動をする。そして、その行動を私たち教師の色眼鏡でその価値を決めている。「それは素晴らしい行動だ。」「そうだ。それは、ねうちがある行動だ。」「それはよくない行動だ。」「やめなさい。」などといろいろと価値付ける。
しかし、子どもが何故その行動をしようとしたのか、その行動にはどんな意味があるのかを探らないで勝手に教師が決めていると、痛い目にあうことがある。子どもの思いとズレがあると「先生は、私のことをわかってくれていない。」「勝手に決めつけている。」などと子どもとの信頼関係を失うことにもつながるおそれがある。
表面だけでなく、その裏には何があるのだろうと探る努力が子どもを理解することにつながる。
・その行動は、いつもの行動なのだろうか。
「いつも、〜するけど、何故するの?」「続けられるのは何故?」「どんな思いでしているの?」
・いつもと違いはないだろうか。
「いつもと違うけど、今日は、どうしたの?」
・その行動の後の気持ちを探る。
「それをして、どんな気持ちだった?」「感想は?」
・その行動をする前に何があったのだろう。
「何があったの?」「どうして、そうなったの?」
そして、価値付ける時は、必ず教師が話すことは教師の思いであることを伝えたい。「先生は、こうだと思うよ。どう?」「あなたはそう思わない?」「きっとみんなもそう思うよ。あなたはそう思わない?」等と自分の行動を自分で価値づけることができるという思いにさせることが大事だ。そうすると、子どもの見えない裏が見えてくる。そして、裏が見えれば、安心して表面を見ることができる。
「あの子がそうするのは、こんな思いがあるからだ。」「こんなことを願っているのだ。」
見えないものが見えるようになれば、安心して指導ができる。そして、指導に自信がもてる。-
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2008年10月23日 05時23分33秒
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トラブルから学ぶ
子どもたちが落ち着いて生活している姿を見ているとほっとする。それは、トラブルが発生すると、事実を確認したり、言い分を聞いたり、原因を探ったり、今後の対
子どもたちが落ち着いて生活している姿を見ているとほっとする。それは、トラブルが発生すると、事実を確認したり、言い分を聞いたり、原因を探ったり、今後の対策を考えたりと頭を働かせなければならないからだ。しかし、見方を変えると頭を働かせているのでトラブルは自分を鍛えるよい機会と言えよう。
私たちは、経験不足から不安を抱いたり、問題解決を長引かせたりすることがある。しかし、トラブルをうまく解消する力が付けば、何も慌てることもない。 気持ちを高ぶらすことなく、冷静に的確に判断できるようになれば、これはすごい力だ。
一番大事にしたいのが、トラブルに巻き込まれた自分のあり方だ。
トラブルをどのように見、どのように扱おうとしている自分なのかが一番大事だ。面倒なことに巻き込まれたと思う自分ならば、その気持ちが問題解決を長引かせてしまう。逆にこのトラブルから学ぶチャンスを作ろうとする自分ならば、挑戦する構えで問題解決にあたることができる。
<トラブル解決に向けての自分>
1 学びの機会と捉える自分の立場を明らかにする。
2 何を学ぼうとしているのか明らかにする。
3 どんな力をつけたいのか明らかにする。
4 どんな行動をとりたいか明らかにする。
5 学びが周りにどんな影響を与えるかを明らかにする。
<例 けんかをした子どもたちと関わる自分>
1 本気で仲良くなって欲しいと思っている自分だ。
2 けんかが起きることは問題ではない。けんかは相手を理解するチャンスだ。
3 相手を理解をしようとしていることに気づかせる指導力を身に付けたい。
4 相手を理解したことを伝えたい。
5 相手の立場になって考えることが増え、相手を理解しようとする子どもが増える。
このように考えると、本当は「目の前のトラブルの解決をしている自分は、周りに影響を与え、これから起こるであろうトラブルにも影響を及ぼしている自分なんだ。」ということに気づく。だから場当たり的な対応をしている自分ではいられない。本気になって些細なトラブルでも立ち向かう姿勢が自分を作る。-
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2008年10月22日 06時32分21秒
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芯のある生き方
「この人の大切にしていることは、きっとこれだろう。」と分かると安心して対応することができる。一番安心して対応できるのは、「私のことを愛してくれている。
「この人の大切にしていることは、きっとこれだろう。」と分かると安心して対応することができる。一番安心して対応できるのは、「私のことを愛してくれている。」と感じることができたときだろう。そんな安心を子どもたちに提供できるために何を考え、何をすることなのかが明らかになっていると自分の指導に自信をもつことができる。芯がぶれるのは、それが明らかになっていないからではないだろうか。
変化させたい1つの内容について
1 どんな自分でいたいのかがはっきりしている。
2 そのためにどんな考えをもっているのかを示すことができる。
3 そのためにどんな力が必要なのかが分かっている。
4 そのために何をすればよいのかが分かっている。
5 そのための条件を整えることができる。
この5点が明らかになっていると変化させることができる。
例 挨拶ができる子どもにしたい
1 挨拶が本当に大事だといつも思っている。
2 挨拶をすれば、人間関係の改善ができると考えている。
3 挨拶のねうちを語る事ができる。挨拶に関する指導力がある。
4 自分から挨拶を積極的に行う。挨拶に関わる働きかけをする。
5 共感できる仲間を作る。挨拶のよさが広がる環境を作る。
「ああ、この人は本当に挨拶が大事だと思っているんだ。」「そこまで、挨拶を大事にするのか。」などと周りが感じ始めたら本物だ。
その時には、この5つが揃い、どこでも、誰にでも、いつでも、どんな状況でもできる自分になっていると思う。そして、周りの人々が、「私を心から大事にしてくれているんだ。」と愛情を感じたとき、挨拶も伝わり、広がり始める。-
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