９月はダリアの季節です。

ダリアなんて、おばあちゃんの庭に植わっているダサーイ花だと
思っていませんか？
そう思っているとしたら、発想の転換をしてください。
品種の多いこと、驚くばかりです。ありとあらゆる色や形、
大きさのがあって、銅葉のダリアの種類も増えています。
ここ数年のダリアの人気ぶりはたいしたものです。
ダリアの復活の仕掛け人は誰だか、知っていますか。
あのクリストファー・ロイド氏です。
彼がGreat Dixterのバラ園を、エキゾティックでカラフルな
ボーダーに変えた時に、ダリアを、カンナ（カンナも彼によって
復活しました。もはや、戦後の焼け野原の花のイメージでは
ありませんよ）
や他のプランツと見事に組み合わせて以来のことです。
赤・オレンジ・紫・濃いピンクなどの大胆な植栽は、世界中の
園芸ファンに熱狂的に受け入れられ、それ以降のボーダーの姿を
変えてしまったといってもいいほどです。

で、ダリア。
夏の庭が寂しくなりかけるころ、この花が咲き始めます。
水と肥料と花柄摘みさえ忘れなければ、フロストの来るまで
咲き続けてくれます。
ロンドン周辺だと、植えっぱなしでも大丈夫。
来年は、あなたの庭にもダリアはいかが？