９月になって、ナスタチウムが急に元気に伸び始めました。
いつのまにか花もたくさんつけています。
肥料もやらず、放りっぱなしですが、それがかえっていいのかもしれません。
ただ、気をつけないといけないのは、夏以降はうっかりしていると葉の裏にぎっしりケムシがついてしまうこと。
そのため葉が伸び始めると、毎日ハッパをひっくり返して見るようにしているのですが、今年はなぜか、ほとんどついていません。
人間にとってはうれしいのですが、自然界にとってはどうなのでしょう。
イギリスでは、蜂の数が減っていると問題になっていますが、
蝶の数は？

ナスタチウムは、ありふれたハーヴですが、花も葉も実も食用になるのでとてもいいですよね。
花や葉は、ピリッとした味がサラダやサンドイッチに合いますし、
ビタミンＣや鉄分も豊富。花のシッポ？の部分は思いがけなく
甘いのです。
こちらの人は実をピクルスにしたり、ケイパーの代わりにするようですが、私たちはすりおろして、わさびの代わりに使うこともできます。残念ながら、わさびのような香りはありませんけれど。
植物全体に抗菌作用があるそうで、西洋では古くから薬用として
用いられていますし、アブラムシを防ぐコンパニオンプランツと
しても知られていますね。