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from: lapisさん
2007年11月01日 00時26分07秒
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１１月の庭仕事
１１月になりましたね。
★故あって、１ヶ月間掲示板をメンバーのみの閲覧にしていましたが、
今日からまたオープンする事になりました。
クローズしている間にも、たくさんの方たちにご訪問いただき、感謝しています。
また、楽しいガーデニングの情報をお送りできればいいなと思っています。
イギリスは秋も深まってきました。
暦の上では晩秋ですが、「晩秋」という言葉の響きは寂しいので、
まだ使いたくない気分ですね。
街路樹や雑木林の黄葉も始まりました。
あとどれくらいの間、この色を楽しむことができるでしょうか。
本格的な寒さのやってくる前に、やっておかなければならない庭仕事がたくさんあります。
１２月になってあわてなくて済むように、
少しずつ片付けていくようにしましょうね。
でも、青空の見える日には、過ぎ行く秋の色を楽しむ余裕も
持ちたいものですね。
１１月の庭仕事
☆いよいよチューリップの球根の植え付け時期ですよ〜！
◎この時期まで待つのは、深刻なチューリップの病気tulip fireを避けるため
（リスの来る庭はネットを張るなどリス対策を忘れずに！）
＊チューリップの植え込みについては、別に書き込みをする予定です
☆ウォールフラワーをチューリップなどを植えた後に植えつける。
（今の時期、ガーデンセンターなどで苗を売っています）
☆まだなら、ダリアやカンナなどを掘り上げて、貯蔵する
（暖かい地方では、ダリアはそのままマルチングをするだけでＯＫ）
☆ヒューシャ(フクシア）
◎半耐寒性のものは、温室やシェルターに入れ、夏に挿し木をした苗も葉が落ちたら今年伸びた茎の三分の一を切り詰めて、冬の間は枯れない程度にほんの少しだけ水遣りをする
◎地植えの耐寒性のものは、葉が落ちたら今年伸びた茎の三分の一を切り詰め、必要ならばマルチングやフリースをかける。
☆本格的な冬の来るまでに、庭のclear-up を！
↓
clear-up した後にコンポストを入れる
＊ただし、庭の片隅に枯枝やlogなどを片付けない場所を必ず作っておくこと！
（小動物や虫たちの冬眠場所を確保するため）
☆クライマーのtidy up
霜にやられて汚くなったつるは剪定を
（ゴールデンホップや、夏以降に開花のクレマチスは根元まで、ハニーサクルは伸びすぎた部分を）
☆落ち葉集めと、tidy up
放っておくと、ナメクジや害虫の住処になるので注意
☆引き続き、集めた落ち葉でleafmould (腐葉土）を作る
＊別に腐葉土の作り方を書く予定です
☆bedding plantsやハンギングバスケットなどの終わったプランツのtidy up
→コンポストに
☆宿根草の株分け（アスター、カンパニュラ、ルドベキアなど）
☆bare root のバラは、１１月ー２月の間に植えつける
（クライマーやランブラーの剪定、 ハイブリッドティーやフロリバンダもカットバック）
☆引き続き冬用のウィンドウボックスやハンギングバスケットを作る
☆hardwood cutting（硬い部分の枝を使った挿し木）の時期なので、トライしよう
＊やり方は10/16を見てくださいね。簡単ですよ！
☆鳥の巣箱を庭の樹に掛ける
☆鳥を庭に呼びたいなら、餌台の設置だけでなく、水のみ場兼水浴び場を作ること！
常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える
☆もし、庭にたくさん樹木や花木があるようなら、シュレッダーの購入を考える
（私は昨年から使っていますが、なぜもっと早くに購入しなかったのだろうかと思うほどのお役立ちグッズです）
☆植えて間のない木や耐寒性のないシュラブなどは、風除けをしたり、フリースやヘシアンでカバーする
☆シュラブや宿根草にコンポストやバークなどでマルチングをする
☆強風に備えて、壁やフェンスのチェックと強化、若木の支柱のチェックなど
☆今年最後の芝刈りをして、芝刈り機の手入れをして、片付ける
☆キッチンガーデン
◎新しくキッチンガーデンを作るには最適の時期です。
土を耕して、コンポストや完熟堆肥を入れる
(これは新しく花壇の準備をする場合も同じ）
＊春からのcrop rotationを考える（連作を避けるため）
◎果樹の植え付け
◎先月収穫した果実のチェックをして、傷んだものを取り除く
◎引き続き果樹（リンゴなど）の幹にグリースバンドを巻く
（winter mothを捕えるため）
◎ブラックベリー、秋生りラズベリー、グーズベリー、カラントなどの枝を剪定する
◎ニンジンやビートルーツなど根菜類の収穫
◎野菜の収穫後、よく耕してコンポストを鋤きこむ
◎ハーディーなソラマメやえんどう豆を蒔く(必要ならクローシェでカバーをする)
◎冬の間に使うハーブをポットに植えて、コールドフレーム、window sill、温室などに取り込む、
☆池の管理
◎池に直径１０ｃｍ位の土管などを沈めて、魚の隠れ場所を確保する
◎水温が７度以下に下がったら、魚に餌を与えるのを止める
◎ポンプをクリーニングして、片付ける
◎ネットの落ち葉を取り除く
◎枯れたプランツが水中に沈まないように、刈り取る
（水面の少し上の部分で切る）
◎池に魚を飼っている人は氷よけのpond heater の設置を考えてみても良いかもしれません。
＊今月は、やるべき事がいっぱいありますが、１２月になってあわてなくて済むように一つ一つ片付けていくようにしましょうね。
＊追加を書き込むことがあるので、時々見直してくださいね
（これはイギリス基準に書いていますので、日本とは少し違ったところもあります。内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい）
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コメント: 全5件
from: lapisさん
2007年11月10日 06時32分04秒
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「Re:Re:Re:Re:１１月の庭仕事」
立冬も過ぎて、急に冷え込み、最高気温も８度に下がり寒い一日でした。
私の所は、昨日の午後は大嵐になりましたが、今日は風はきついでしたが、
青空のいいお天気でした。
こんないいお天気の日もあとどれだけ続くかのわかりませんので、先週から
少しずつ庭の片づけをしています。
宿根草の刈り取りも殆ど終わったので、あとはバークやコンポストでマルチング
ですが、コンポストを取り出すのはちょっと大変なので、
これは同居人の仕事になりそうです。
ハニーサクルなどの剪定も済ませました。
桜やモミジはもう落葉してしまいましたが、まだマグノリアやライラックなどは
毎日バサバサ落ちてくるので、当分落ち葉の掃除に追われそうです。
カオさんのところも落ち葉掃除が大変でしょうね。
kotokuさんの所は、そろそろ雪対策でしょうか。
etsukoさん、チューリップ植える準備してますか。
nicさんの山は、セピア色になりかけているのでしょうか。
montroseさんは来春用の畑の準備でしょうか。
他の皆様も、冬への準備を始めていらっしゃいますか。
寂しくなった庭で、まだ色が残っているものを探してみました。
鉢植えの小さなブルーベリーでも、けっこうきれいに紅葉してくれますね♪
あとわずかに残ったCornus alba 'Sibirica'の葉は真紅に染まり、枝もだんだん紅くなってきました。
アジサイの葉が微妙な色です。
カシワバアジサイもね。
from: lapisさん
2007年11月07日 19時36分20秒
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「Re:Re:Re:１１月の庭仕事」
☆チューリップの植え付け（イギリスの場合）
１１月はチューリップの植え付けに最適の時期です。
チューリップは春にいい花を咲かせるためには、冬の間に寒さにあわせなければならないのですが、それがここでは、土が凍る前の１１月ということなのです。
早く植えて早く芽が出てきてしまうと、フロストにやられてしまうので、それを防ぐ意味もあります。
そして、この時期まで待つのは、なによりも深刻なチューリップの病気tulip fireを避けるためということもあるようです。
さて、植え付けですが、今の時期、まだコスモスなどが咲き続けていたり、宿根草の刈り取りがまだだったりで、広い庭でない限り、何処にチューリップを植えようかしらと迷ってしまいますよね。
私がここ数年やっている方法は、ガーデンセンターでaquatic basket(池などの水生植物を植えるための黒いプラスティックのかごで、サイズや形もいろいろあります）を買って、それにに植えつけています。
ボーダーのtidy upをして、スペースが空いたら、バスケットのまま植えます。
大きなポットやコンテナーに植える場合も、バスケットに植えてからポットに入れると、花が終わったらすぐに次の花のバスケットに入れ替えることが出来るので、植え替えが簡単にできます。
チューリップは、ダフォディルのように植えっぱなしというわけには行かず、２年目以降の花を期待できませんから、こうしておけば花後にバスケットを堀上げて処分すればいいので簡単です。
他の球根の場合も、庭が狭い時には、花後に８週間も葉っぱだけをのさばらせておく場所に困りますので、バスケットを堀上げて、どこか邪魔にならない所に移動する事ができて、とても便利ですよ。
お試し下さいね。
from: lapisさん
2007年11月06日 22時39分55秒
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「Re:Re:１１月の庭仕事」
今日はすばらしい秋空が広がっています。
イギリスは何処もかも、黄色からセピア色の世界に変身中です。
秋は、新しくコンポストを作り始めるのに最適の季節です。
剪定したり刈り取った庭の草木を捨ててしまうなんて、もったいない！
簡単に出来ますので、この秋に始めてみてはいかがでしょうか。
（下の文は昨年の秋に書き込みしたものに、補足を加えたものです。）
みなさん、コンポスト作っていますか？
コンポストなんて、とんでもない！
むずかしそうだし、なんだかにおいそうだし・・・なんて、思っていませんか。
実は、私も昔はそう思っていたんですよ。
でも、実際に作ってみると、かんたーん！ 匂いもしません。
今では庭作りにとっては欠かせない必需品になっています。
生ごみが減って、庭のtidy upができて、しかも植物のためになる一石三鳥のコンポスト、ぜひぜひ作ってくださいね！
一番簡単なのは、ガーデンセンターで売っているプラスティックの
コンポスト容器を買ってきて、庭の隅に置くだけ。
コンクリートや石の上ではなく、必ず土の上に置いてくださいね！
そして、芝生の刈ったのやら、摘み取った花がらやら、剪定した小枝やら、どんどん入れていくだけです。
もちろん、台所の野菜くずや、果物の皮や芯もね！
卵の紙ケースやシュレッダーにかけた紙、ちぎって細かくしたダンボールなんかもＯＫですよ。
いろんな種類のものがミックスするほうがいいみたいです。
★入れてはいけないものは、調理をした食品、ジャガイモ（家庭で作るコンポストではそれほど高温にならないので、芽を吹く可能性があるため、皮も入れないこと）、レモンなど酸のきついもの、魚肉類、多年草の雑草（葉や茎はいいですが、タネや根は入れないように）、硬い葉や太い枝（シュレッダーにかける場合はＯＫ）、病気にかかったプランツなど。
☆プラスティック容器の場合は、少し水をかけるのもお忘れなく。
☆硬いハッパは、時間がかかるので別にして、腐葉土を作るのに使います。
これも簡単ですよ！
(一番簡単なのは、集めた落ち葉を黒いゴミ袋に詰め込んで、水を掛けて口を縛り、ガーデンフォークで袋を突いて穴を開け、後は庭の隅に転がしておくだけです。
すっかり忘れた頃に、出来上がっています。）
☆時々、ガーデンフォークで上下を入れ替えますが、これはちょっと力仕事になるので腰痛持ちの人などは、気をつけてやってくださいね。
（上下を入れ替えたほうが均等に早く熟成する）
☆冬の間は、周りにバブルペーパー（プチプチのヤツね）を巻いて、保温してやるといいですね。
☆熟成期間は３－１８ヶ月ですが、activator(促進剤)を加えると、３ヶ月ほどでできます。
秋に仕込んだものは、春には使えますよ。
うちは春と秋に取り出して土に混ぜ込んだり、マルチングに使ったりしています。
☆プラスティックのは見栄えが悪くてどうも・・・と思われる方は、木製のもあります。（DIYの得意な人なら、簡単に作れそうです）
理想的には、木製のが２個あるといいのですが、
場所の確保が難しいですよね。
☆日本では、ベランダで使えるコンポスト容器も売られていますので、考えてみてくださいね。
☆イギリスでは、カウンシルがコンポスト作りを奨励しているので、問い合わせると、安く購入することができます。
日本でも、購入助成金を出している市がありますから、問い合わせてみてください。
<b>コンポスト作りは、ガーデニングの第一歩。<b>
ぜひ、トライしてみてください。
from: kotokuさん
2007年11月10日 18時15分18秒
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「Re:Re:Re:Re:Re:１１月の庭仕事」
今日は兼六園に行ってきました。
もう金沢の街中は落ち葉でいっぱいなんですが
兼六園は松が多いので紅葉は少し？でした；
もう一つ兼六園
lapisさんが好きそうな？コケのじゅうたんの上には
落ち葉がいっぱいでした。
兼六園ではもう松は雪吊りされています。
うちの庭でも、もうだいぶ木を縛りましたヨ〜
ブルーベリーは縛られながら紅葉してます
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