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from: lapisさん
2008年10月04日 21時45分37秒
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10月の庭仕事
イギリスは今週に入って急に気温が下がり、本格的な秋が始まったようです。
日本も今年は秋の訪れが早いようですね。
朝晩は冷え込んで、ヒーターが必要になっていますが、
昨年のノートを見ると、昼間はまだ暖かい日もありそうです。
寒くなる前にやっておきたい庭仕事がたくさんありますが、
美しい秋の色も楽しみたいものです。
お天気のいい日には、紅葉を求めて出かけられてはいかがでしょうか。
そして庭仕事だけでなく、庭に来る鳥や小動物たちの冬支度の手助けも
できるような心の余裕も持ちたいと思います。
冬の間だけでも、彼らがサバイバルできるように餌の補給を心がけて
下さればうれしいです。
彼らが庭にやって来てくれるだけで、
私たちはすでに大きな贈り物をもらっているのですから。
☆夏のボーダーの終わったプランツを刈り取る
*雨の多かった夏に続いて、9月は暖かくて晴れる日もかなりあったので、
この秋はウドンコ病の発生が気になります。
病気を来年に持ち越さないためにも、早めに終わったプランツの整理が
必要かなと思います
☆クライミング・ローズ、ランブリング・ローズの剪定
☆耐寒性のないプランツを堀上げてポットに植え替え、
温室やシェルターに入れる (パラゴニウムや半耐寒性ヒューシャなど)
☆ダリアやカンナ、グラジオラスなども掘り上げて、貯蔵する
(暖かい地方では、ダリアはそのままマルチングをするだけでOK)
☆半耐寒性のバナナなど地植えのプランツも、
ワラを巻いたりフリースを掛けるなどの準備を始める
(暖かい地方では、来月に)
☆引き続き宿根草の株分けをする
(ただし、粘土質の土の所では春に株分けする方がよい)
☆引き続き、種取りをする
☆来春用に新しく花壇を作る場合は、今の時期に準備を始める
(土を耕し、コンポストや堆肥を入れる)
☆宿根草やシュラブなどの根元を、コンポストや堆肥でtop dressingをする
(肥料は来春まで与えない)
☆引き続き秋植え球根を植えつける
(チューリップは11月まで待つこと!)
☆出来るだけ早く耐寒性1年草・2年草の種まきを終える
(暖かい地方でも、今月末までに終える)
☆すでに種蒔きをした耐寒性1・2年草の苗を定植する
☆冬用のウィンドウボックスやハンギングバスケットを作る
☆ウォールフラワーの苗を植えつける
☆クレマチスなど耐寒性クライマーを植える
(まだ土の温かい今の時期に植えておくと、根がよく成長する)
☆常緑のシュラブやコニファーの植え替えが必要なら、今が最適の時期
☆ヘレボルスの植え付けや植え替え、株分け
☆今月から hardwood cutting(硬い部分の枝を使った挿し木)の時期に
なるので、トライしよう
(willow 、cornus、スモークツリー、レンギョウ、バラなど)
☆気温が下がってくるので芝刈りは2週間に1度くらいでよい
ブレードの高さをを4-5cmにする
☆芝生にtop dressing をする
(ロームベースのpotting compostにシャープサンドを混ぜたものを
芝生に撒く 1:1)
☆ロックガーデンの落ち葉集めと、tidy up
(特にロックガーデンには落ち葉をためないように)
☆集めた落ち葉でleafmould (腐葉土)を作る
☆コンポストの切り返し(フォークで上下を入れ替える事)をするのを
忘れずに!
☆コンポスト作りを始めるのに最適の時期ですよ〜!♪
*コンポスト(堆肥)作りについては、nicさんからの要望もあり
別にスレッドを立てるつもりです。
来週コンポストのワークショップに出ますので、
新しい情報などもお伝えできると思います。
☆キッチンガーデン
◎リンゴやペアの収穫は、今月末までに
(10月に収穫 'Spartan'、 ' Gala'、 ' Granny Smith'、 'Idared '、
'James Grieve'など)
◎日持ちのする品種のリンゴは、フリーザーバッグにいくつか穴を開けて
準備し、5〜8個ずつ入れて口を閉じ、冷暗所に保存し定期的にチェックをする
(少しでも傷があったりすると、そこから腐るので注意する)
◎引き続き果樹(リンゴなど)の幹にグリースバンドを巻く
(winter mothを捕えるためーーー雌が卵を産みつけるために
登ってくるので、それを防ぐ)
◎トマトやフレンチビーン、ラナビーンなどの最後の収穫をする
(青いトマトは窓辺に置いておけば、赤く熟す)
◎引き続きジャガイモの収穫をする
(掘りあげたじゃがいもは乾かしてから紙に包むか麻袋に入れて、
暗い所に保存する)
◎収穫の終わったものや、トウ立ちした葉物などを堀上げて、コンポストに
◎収穫の終わったプロットにgreen manure(緑肥)の種を蒔く
(winter rye や field beans)
3〜4月に漉き込む
◎ラズベリーやブラックベリーの剪定
(ベリーの付いた枝は根元から剪定し、新しい枝は支柱のワイヤーに
均等に間隔をあけて結わえる)
◎ブラックカランツの古い枝を剪定する
◎先月やっていなければ、アスパラガスの葉を根元から刈り取る
◎ガーリックの植え付け
◎耐寒性のある日本玉ねぎなどの植え付け
('Senshu Yellow, Rader, Autumn Championなど)
子球を直接外に植えつける
◎気に入った作物の種取りをする
◎種まき
冬用レタス、サラダ用、サヤエンドウ(hardy pea)、ソラマメ、
シュンギク、コマツナなどなど
◎冬用にハーブを収穫して乾燥させる
(ローズマリー、オレガノ、マジョラム、タイム、コリアンダーの種など)
☆池の管理
◎ネットの落ち葉を取り除く
◎枯れたプランツが水中に沈まないように、刈り取る
(水面の少し上の部分で切る)
◎池の周りのプランツの株分けをする(アスチルベ、torolliusなど)
◎カラーリリー(Zantedeschia)などはマルチングで保護する
◎ホテイアオイは引き上げて、泥を入れたポットに移し、春まで温室などに保存する
◎魚の餌について
水温が10℃に下がったら、低タンパク質の餌に変える
(秋冬用の餌を買い求める)
水温が7度以下に下がったら、餌を与えるのを止める
◎もし、新しく池を作る予定なら、今の時期に準備を始めるとよい
☆Wild life
◎庭の片隅に落ち葉や丸太、石などを集めて積んで置くだけでも
ヘジホグ(ハリネズミ)やカエル、虫たちの冬眠場所になる
◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
バードテーブルを置く
*残りもののパンを与える人が多いが、
パン屑はおなかが膨れるだけなので、もっと栄養分の多いものを準備する
(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、
フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラード、Mealworms などなど)
◎水の補給も忘れずに!
☆種のカタログを取り寄せる
☆ガーデン・ファニチャーを片付けるかカバーを掛ける
*追加を書き込むことがあるので、時々見直してくださいね
(これはイギリス基準に書いていますので、日本とは少し違ったところもあります。
内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい)
画像はAster amellus 'King Geoge'
コメント: 全1件
from: ムクさん
2008年10月06日 21時48分11秒
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「Re:10月の庭仕事」
lapisさん
盛り沢山の庭作業、書き出してくださってアリガトゴザイマス♪
やらなければ!と思うとやる気がでませんねぇ。やりたいなぁ・・と思った時に一気にやっちゃわないと・・。
まだ蚊が居るのでちょっと億劫です(;_;)
しかもウチにはニャンコが居るので鳥さんも呼べず・・。
何から始めようかなぁ。。種蒔きは既に完了したけども、もう植える場所がないのだわー。
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